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『ルパンの娘』最終回、前作より視聴率5%ダウンの爆死! 映画化発表を早まった『HEAT』の二の舞か

『ルパンの娘』最終回、前作より視聴率5%ダウンの爆死! 映画化発表を早まった『HEAT』の二の舞かの画像1
公式サイトより

 深田恭子主演のドラマ『ルパンの娘』が10日に最終回を迎えた。本作は2019年に放送された第1シリーズの続編だが、最終回は世帯視聴率4.8%という苦しい数字に着地。第1シリーズの最終回9.8%から5%ダウンという爆死ぶりだ。

「シーズン1も視聴率はそこまで良くなかったんですが、なにせSNSなどネットでの反応はよかったんです。フジテレビもネットウケを考慮して続編放送を決めたはず。しかし、今回は回を重ねるごとに数字が落ちていき、最終回が一番最低な結果に。ネット上での反応もシーズン1に比べると、盛り上がりに欠けた印象です。ファンからですら、『前回のほうが面白かった』という声が多いですね」(テレビ誌ライター)

 シーズン1で掴んだ視聴者すら離れてしまった本作だが、実はすでに映画化が発表されている。シーズン2の制作が決定した時点で映画になることも決まっていたといい、「後戻りはできない」状態になってしまったがゆえに、ヒットの見込めない映画に予算を割かなくてはいけないフジテレビにはご愁傷様としか言いようがない。

 フジといえば以前にもドラマ制作と同時に映画化を発表したものの、視聴率でズッコケて制作中止を余儀なくされた作品がある。

「2015年の伝説的ドラマ『HEAT』のことですね(笑)。EXILEのAKIRAや当時SMAPだった稲垣吾郎が出演したドラマですが、スタート前すでに続編映画の制作が発表されていた。しかし、途中で2.8%という前代未聞の視聴率を叩き出し、映画化の話も白紙になってしまった。当時フジテレビのスタッフ連中は、映画制作の発表なんかしなきゃ良かったと頭を抱えていましたよ。『ルパンの娘』もこの視聴率で映画化はかなり厳しい。深田の事務所は大手のホリプロだから、映画化が白紙になるなんてことはないと思いますが……。しかし、映画制作発表は時期尚早だったかもしれないですね」(テレビ局スタッフ)

 視聴率爆死という結果を受けて、スタッフも役者たちも映画制作のモチベーションが保てるのだろうか。

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最終更新:2020/12/12 13:00
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