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EXIT兼近大樹を第二の松本人志に!? 漫才はいまいちでもSNS需要が爆発的

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写真/GettyImagesより

 大人気のお笑いコンビEXITだが、年末年始も寝る暇がないほどに仕事のスケジュールが入っているという。

「若手でギャラがまだそこまで高くないので使いやすく、何よりも広告代理店からの受けが良い。吉本も今が売り時と考えて、テレビの仕事はほとんど断らないスタンスなので、今月と来月は二人共に寝る間もないほどに忙しいようです」(民放関係者談)

 しかし、肝心の漫才を披露する場面は少ないという。

「パリピ口調での漫才は目新しかったのですが、残念ながらすでに飽きられています。ネタを作る時間もないために、なるべく年末年始はネタ番組にはブッキングしないでほしいと、マネージャーが各局にお願いしているとか。そもそも、漫才の内容自体はさほど出来上がっていないので、漫才師としはまだまだ。吉本も来年はタレントとして売り出す予定で、ネタ番組への出演は封印していく方向のようです。かつてのロンドンブーツ1号2号と同じ売り方ですね」(民放関係者談)

 番組オファーが多いのは、意外な才能を見せているからだという。

「もともとは、ほかのコンビで活動しテレビ出演もあったりんたろー。が素人同然だった兼近大樹をプロデュースしていたのですが、いまや兼近のほうが評判が高い。イケメンキャラだけではなく、フリートークも出来て礼儀正しいのでスタッフ受けも良い。しかも、お笑いの勉強もしっかりとしていることで、先輩芸人にも可愛がられている。また、ロケでも臨機応変に対応できて地頭の良さを披露していることで、第二の田村淳になれると期待されています」(民放関係者談)

 しかし、吉本興業としては田村淳でなく「第二の松本人志」を狙っているという声も聞こえてくる。

「兼近は現在、自伝を作っています。もちろん自分で執筆しているわけではなく、ブックライターがついて制作をしていて、来年の春には出版するというんです。物語調になっていて完全なノンフィクションではないのですが、自身の逮捕に関してや父親との確執などかなり踏み込んだものになっているとか。書籍の大ヒットを引っさげて、来年はいくつか新しい冠番組の予定もあって、第二の松本人志も夢ではないかもしれません」(民放関係者談)

 人気はもとより、コントや漫才の実力もあった松本になれるとは思えないのだが、昨今は事情は違うようだ。

「現在の芸人は、SNSやネット配信での人気も考えなくてはいけないので、そういった意味ではネットもテレビも味方につけているEXITは、かつてないほどの可能性を秘めている。特に、ネットでの人気が爆発的に高いので、民放各社は広告代理店からEXITを使うように再三言われているようです。来年はCMの契約も幾つか控えているようで、ネットでもテレビでも大ブレイクする初めての芸人になる可能性が高い。そこは、EXITの二人もわかっていて、現在は熱愛や夜遊びも控え仕事場から直行で帰宅しているという。このまま兼近の書籍が売れて波に乗れれば、ダウンタウンを超える人気になることも考えられます」(民放関係者談)

 ネオ渋谷系漫才も近いうちに見られなく日が来るかもしれない。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2020/12/11 19:00
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