フジテレビ、新コント番組『Do8』スタートの裏で若手を切り捨て! もう芸人を育てることは不可能か
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フジテレビの新しいコント番組『Do8(ドエイト!)』が12月12日、19日、25日に3週連続で放送される。レギュラー出演するのは、お笑い第7世代の3時のヒロイン、ぺこぱ、四千頭身、モデルの久間田琳加の9人。番組タイトルには、かつて『オレたちひょうきん族』や『めちゃ×2イケてるッ!』が放送されていた“土曜8時”枠を目指すという意味が込められているという。
番組を制作するのは2018年11月から2020年9月まで不定期もしくは月1で放送されていたコント番組『ウケメン』のスタッフ。『ウケメン』は3時のヒロインを含む5組の芸人がレギュラー出演していた。
「『ウケメン』のレギュラーは、3時のヒロイン以外はほとんど無名の超若手芸人でした。それこそ“第7世代”のくくりにも入れてもらえないようなレベル。フジテレビが彼らをじっくり育てていくのかと思いきや、まさかの超若手芸人たちを切り捨てて、人気者のぺこぱと四千頭身を加えて『Do8』にリニューアルしたという形に見えます。この展開には正直驚きましたね。さすがにこんな露骨な“使い捨て”は、ありえない。『ウケメン』のレギュラーだった芸人たちが可哀想です」(芸能事務所関係者)
フジテレビは、定期的に若手芸人を集めたコント番組を立ち上げるものの、軌道に乗ることなく終了することが多い。
かまいたちが出ていた『ふくらむスクラム!!』(09年)、ニューヨークやEXITのりんたろー。が前コンビのベイビーギャングとして出ていた『バチバチエレキテる』(13年)、霜降り明星・ゆりやんレトリィバァ・四千頭身などが出ていた『AI-TV』(17年)と、その後ブレイクした芸人が出演しているケースも多い。
「最近のフジテレビはあまりにも見切りが早すぎる。業績が悪化していて制作費が確保できないということなのかもしれないが、毎回スターを発掘するなどとブチ上げつつ、すぐにやめてしまうのは意味がわからない。そして、すでに売れている3組を使って『Do8』を始めるというのも中途半端。こんなことをやってるんだから、フジテレビがヒットを生み出せないのは当然です」(同)
とりあえず3回の放送が決まっている『Do8』だが、今後はちゃんと継続できるのだろうか。
「コント番組は収録に時間がかかるので、出演者のスケジュールを少なくとも週2~3日は確保しなくてはならない。その結果、ほかの仕事はある程度制限される。でも、3時のヒロインもぺこぱも四千頭身も、すでに大忙しで週2~3日をコント番組に割くのはほぼ不可能。今回の『Do8』も長続きしないのではないかというのが、大方の予想です」(テレビ局関係者)
売れるまで面倒を見てくれないフジテレビに振り回される芸人たちも大変だ。
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