オリックス、コーチ陣大シャッフルでチーム崩壊まっしぐら!
#プロ野球 #オリックス・バファローズ
1996年にイチロー選手を率いての日本一を最後に、リーグ優勝すら遠ざかっているプロ野球、オリックス・バファローズ。8日には阪神タイガースから自由契約となった能見篤史投手を選手兼任コーチとして契約。
だが、問題なのは来シーズンの1、2軍のコーチングスタッフの肩書からどちらの所属なのか、区別されていないことだろう。
この件について福良淳一GMは「全員で見てもらうこと。(1、2指導者は)同じ立場」と説明。全員で連携を取りながら指導していくという。だが、この超変革的取り組みにプロ野球関係者は口々に「1年持たない。チームが崩壊してしまう」と危機感を募らせている。
「そもそも、責任の所在があいまいになってしまう。誰が誰を教えて、どんな結果が出たのか。その指導を主に担当したのは誰なのか。球団フロントがかなり明確にしない限り、主張したコーチや、選手に気に入られたコーチが選ばれるのは明らか。これでは公平、公正な指導はもはや期待できない」(同)
また、今回の取り組みは選手への悪影響も懸念される。
「1、2軍の指導者は大まかに役割も違います。1軍はあくまで選手主体で、調子が落ちそうなときにフォローできるコーチが好まれる。2軍は発展途上の選手に対して体力、技術両面において基礎を身につけさせて、1人立ちすることまで導ける人がふさわしい。そんな役割分担もできないのなら、選手だって誰に聞いたらいいのか迷います。何なら、コーチの出来、不出来がはっきりわかるので一部のコーチに指導を仰ぐため、選手が行列をなすということもあり得るでしょう。そうなるとまた、反感を覚えるコーチだって出てくる。これは悪循環極まりない」(同)という。
思い切った改革をしようとしているのは理解できるが、それでチームが強くなるとは言い切れないのもまた、悲しい現実だろう。
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