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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅首相「桜疑惑」はやはり官邸リーク?

菅首相、特捜部の捜査は止めていない――「桜疑惑」はやはり官邸リークか?

引き続く眞子さん小室圭さん結婚宣言問題

 さて、秋篠宮眞子さんが「結婚宣言」を公表し、秋篠宮が誕生日会見で「結婚を認める」と発言したことで、眞子&圭の結婚に障害はなくなったと思っていたのだが、どうやらそうではないようだ。

 今週の文春、新潮を含め、女性誌各誌も、小室圭と母親・佳代へのバッシングは激しさを増している。中には、天皇に対して皇嗣・秋篠宮が含むところがあるのではないかという憶測報道まで出る始末だ。

 コロナ禍で、暇を持て余している人間が、鬱憤のはけ口として秋篠宮家を狙い撃ちしているのではないかとさえ思えてくる。

 文春は、小室圭と母親のここまでの「遍歴」をおさらいしているが、目新しい事実はない。新潮は、「茶色く染めた頭髪に眼鏡を乗せ、肩に薄手のジャケットを引っ掛けて街なかを闊歩する」佳代は「およそ“皇室の縁者(予定)”といった佇まいは皆無」と姿形に難癖をつけ、眞子さんが「ひたすら“好きだから一緒に”と訴えるのみで、お立場がありながら“公”より“私”を優先する」と批判する。

 3年近くも理不尽な週刊誌や世間の目というバッシングに耐え、愛を育んできた若い2人の「健気さ」や「葛藤」に思いをやることはないのだろうか。

 新潮で、文化功労者に選ばれた時、眞子さんに会ったという脚本家の橋田壽賀子は、
「眞子さまはあの頃と変わらず凛として、毅然としていらっしゃるようにお見受けしますから、どんな困難も乗り越えられるでしょう。陰ながらお二人の幸せをお祈り申し上げます」

 これが大人の対応である。

 実は、秋篠宮にも紀子さんとの結婚までに、いくつもの障害があった。

 ポストによれば、秋篠宮が紀子さんにプロポーズしたのは1986年6月、秋篠宮が20歳のときだったという。

 しかし、婚約内定までに3年以上がかかった。89年1月に昭和天皇が崩御されたこともあったが、もっとも大きかったのは皇室で初めての“自由恋愛”だったことだったそうだ。

「紀子さまのお父様は学習院大学の教授で、川嶋家は校内にある3LDKの教職員住宅が住まいでした。

 当時、宮内庁関係者の間で“普通のお嬢さんで釣り合いが取れるのか”という声があったのも事実。まだ兄の浩宮さま(現・天皇)がご結婚されていなかったこともあり、懸念を示す声も多かった」(宮内庁担当記者)

 秋篠宮が、結婚できないのなら皇籍を離脱するという主旨の発言をしたという情報も飛び交った。

 自由恋愛、周囲の反対で結婚まで3年以上かかった。歴史は繰り返す。

 今、長女が自分と同じ苦しみを味わっている。そう秋篠宮が考えていると推測することは、私だけの“妄想”ではないはずだ。

 菅の主催する有権者を招待する様々な催しについて、そこでかかった費用を政治資金報告書に不記載だった問題を、ポストが今週も追及している。

 図式は安倍の「桜を見る会」と同じである。やや違うのは、表向きは後援者がやっていて、菅の事務所は、そのお手伝いをしているという構図にしているところである。

 長年やっている「なかよしゴルフコンペ」も、有志主催にしている。プレー代は1万6000円~1万8000円ぐらい。それは各自清算する。

 それとは別に会費として一人6000円を徴収する。菅はプレーしないで挨拶だけして帰ってしまう。

 菅の事務所は「有志の方々が主催する行事の事務作業をお手伝いしているだけ」というが、政治資金規正法に詳しい岩井奉信・日大法学部教授は、「形式上の主催者が有志であっても、菅氏本人や菅事務所関係者が関わっており、後援者を対象とする催しであれば、実態として菅さんの政治活動と見なされる。

 政治資金報告書に記載しなければならない。それが正しい処理です」

 新年の初詣ツアーでは、参加者全員に「衆議院議員 すが義偉 後援会」と書かれた「暦」を配るそうだ。

 これはアウトだと思う。ごにょごにょ意味不明のことをいっていないで、はっきり説明しろよ、菅さん。

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