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中井貴一に「えぇ~!?顔」をさせたら右に出る者はいない…『共演NG』最終回に絶賛の声

『共演NG』公式サイトより

 中井貴一鈴木京香がW主演を務め、秋元康氏が企画を手がけるドラマ『共演NG』(テレビ東京系)の最終回が、12月7日に放送された。

 共演NGな俳優たちが集められたドラマ『殺したいほど愛してる』のラストシーンの台本がいつまで経っても届かず、現場は困惑していた。ようやくショーランナー・市原(斎藤工)から届いた台本は、過去に英二(中井貴一)と瞳(鈴木京香)の間で実際に起きた出来事。「こんなものできない」と撮影を放棄した英二だったが、これまで邪魔ばかりしてきた妻・雪菜(山口紗弥加)に背中を押され、プロの俳優としてその台本を受け入れることを決意。そして撮影日、瞳とともに圧巻の演技で現場を感動の渦に包み、一発OKでラストを飾った。

 クランクアップの数日後、瞳はひとり空港にいた。以前より市原から海外作品への出演を持ちかけられており、今回それに応じたのだ。すると、そこに英二が現れる。「また共演の話が来たらどうする?」と聞く瞳に対して「これからも俺たちは共演NGだ。これ以上共演すると、今度こそ本当に好きになってしまうから」と答える英二。瞳は黙って頷き、英二に背を向けて歩き出すが、振り返って英二に駆け寄り、キスをした。

 こうして瞳を見送り、帰路に着こうとした英二に驚きのニュースが飛び込む。『殺したいほど愛してる』のキャストの梢(小野花梨)と監督・池田(岡部たかし)の不倫関係が発覚し、さらに2人は池田の妻に刺されたのだという。これまで数多の困難を乗り越えてきて「残すところ最終回の放送のみ!」というタイミングだ。突然の大事件に英二は「えぇ~!?」と顔を歪ませるのであった。

 放送終了後、ネットでは「最終回の伏線回収お見事でした」「共演NGってそっちの意味だったのか……!」「さすが秋元さん、最後の最後にやられたー」などと大反響。そして、主演の中井にも「やっぱり中井貴一といえばコメディ」「中井貴一の顔芸最高」「えぇー!って顔の日本一じゃね?」など、絶賛の声が相次いだ。

 中井演じる英二は優しさゆえに多方面から振り回され、作中で何度も「えぇ!?」という言葉を発してきた。呆れたときの「えぇ……」、信じられないときの「えぇ!」、ラストの「おまえら何やってくれんだよ!」の「えぇ~!?」。さまざまな感情や胸の内を「えぇ!?」の一言で巧みに表現する中井は、さすがベテランの技術力である。“顔芸”とも言える中井の表情の豊かさは『共演NG』の視聴者を大いに楽しませてくれた。

 昨日の放送で最終回となった『共演NG』だが、来週12月14日は「特別編」として本当の最終回が放送される。いい意味で「えぇ~!?」なラストに期待したい。

■番組情報
『共演NG』
テレビ東京系/毎週月曜日22時~
出演:中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗、堀部圭亮、細田善彦、小澤廉、若月佑美、小野花梨、小野塚勇人、森永悠希、小島藤子、岡部たかし、迫田孝也、岩谷健司、瀧内公美、橋本じゅん
企画・原作:秋元康
監督:大根仁
脚本:大根仁、樋口卓治
プロデュース:稲田秀樹、祖父江里奈、合田知弘、浅野澄美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:Novelbright 「あなたを求めただけなのに」
制作:テレビ東京/FCC
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouen_ng/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/12/08 13:00
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