紅白出るのってそんなに大事? 落選しちゃったAKB48はむしろ胸を張れ!
#AKB48 #NHK紅白歌合戦
AKB48が、今年のNHK「紅白歌合戦」に落選した。2019年まで11年連続、通算12回の出場だったそうだ。
一方で乃木坂46ら坂道3グループは出場を決めており、この落選は驚きをもってワイドショーなどでも扱われ「時代か……」「もうAKBはオワコンだ」などという声があがっている。
え!? 紅白でるのってそんなに大事? みんな「ガキ使」のほう見てるんじゃないの? この令和の時代において、紅白の基準を気にしてるほうがダサくね!? と思ってしまう。
だいたいね、未だに男女に分かれて「紅勝て」「白勝て」と歌で合戦してるフォーマットのほうが、よっぽどオワコンじゃないかと。しかも出ているほうも見るほうも、本気で勝敗気にしてるわけじゃないでしょうよと。去年どっちが勝ったかなんて覚えてないもの。
それに毎年、出場歌手が発表されるたびに「○○が選ばれないのはおかしい」「○○は何で出れるんだ?」といった疑問の声があがっているわけで、そもそもの選考基準にみんなが納得していたわけではないのである。
「紅白歌合戦」をブッ飛ばせ!!
まあ、選ばれるほうの気持ちとして嬉しいのは分かる。なにせ71年も続く公共放送だ。「世間的に認められた」という箔がつくのだから。
ただその一喜一憂も、最初の2~3回でいい。アイドルグループが認められて12回も出られたのだから、もう御の字ではなかろうか。切り開いたその道をそろそろ後進の坂道グループに譲ってもいい時期である。サブちゃんが50回も出たおしてから「後進に道を譲る」などどいって「紅白引退」したことを考えれば、新陳代謝としては健全だ。
AKBの現役メンバーなどは、「先輩が繋いできたバトンを自分たちの代で止めてしまった」みたいことをSNSにあげて、ファンに謝罪していたりするが、NHKの人たちにしてみれば、今のメンバーがどうこうというより「12回も出てるし、そろそろいいか」ぐらいの判断だと思うので、気にする必要はない。ブームというのはいつか終わるが、需要があればそれは「文化」として定着し「当たり前のもの」となる。AKBはそのフェーズにきたということだ。
だからね、現役メンバーにおいては「むしろ、こっちから願い下げだ!」ぐらいの気持ちでいて欲しい。ももクロみたいに対抗してイベントとか開催しちゃえばいいのである。劇場もあるし、人数も多いからイケるでしょ。『AKB48 女だらけの紅白歌合戦』みたいな、まあ女だらけだから全員紅組じゃないかという話だが、むしろ「戦いません!」みたいな「歌で勝敗決めるなんて野暮!」ぐらいのアンチテーゼな活躍を期待したい。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事