炎上芸は飽きられたウーマン村本、非出演の王者ハマカーンの悲しい現実…etc. THE MANZAI悲喜交々
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毎年年末の恒例となっているフジテレビ系のネタ番組『THE MANZAI 2020』が12月6日に放送された。この番組で、これまた毎年恒例となっているのがウーマンラッシュアワーのネタである。
「ここ数年、ウーマンラッシュアワーがテレビでコンビネタを披露するのは『THE MANZAI』のみ。毎回政治がらみのネタを入れて、ネット上では賛否両論となっています。今年は桜を見る会や原発をネタにしていましたが、今までと比べるとそんなに盛り上がりませんでした。村本の炎上芸も飽きられてきているような気がします」(テレビ局関係者)
中川家、ブラックマヨネーズ、霜降り明星、ミルクボーイなどといった歴代のM-1グランプリ覇者が多数出演する『THE MANZAI』。さらに、M-1グランプリが不開催だった2011年から2014年に行われた『THE MANZAI 年間最強漫才師決定トーナメント!』の優勝者である、パンクブーブー、ウーマンラッシュアワー、博多華丸・大吉も出演している。しかし、もう1組のTHE MANZAIチャンピオンであるハマカーンは出演していない。
「ハマカーンは2018年のTHE MANZAIまでは出ていたんですが、2019年から外されてしまいました。他のチャンピオンたちに比べると、あまり活躍していませんし、単純に人気がないから外されたということでしょう」(芸能事務所関係者)
ハマカーンは芸歴20年。今回『THE MANZAI』に出演していた、ウーマンラッシュアワーやNON STYLE、千鳥などと同世代だ。
「芸歴20年くらいの非吉本の東京芸人は、オードリーとナイツを除いてみんな苦戦している。全国ネットの地上波にはほとんど出ていないハマカーンもそうだし、解散寸前と言われている流れ星もそう。ちなみに、流れ星は昨年まで『THE MANZAI』に3年連続で出演していましたが、今年は外れてしまいました。タイムマシーン3号は最近になって露出を増やしていますが、まだまだ完全な若手扱いですし、この世代の生き残りレースはかなりシビアなものなんです」(同)
どうして、芸歴20年前後の東京芸人が生き残れないのだろうか。
「今は第7世代がブレイクしていて、そこに引っ張られるように6.5世代と呼ばれる、芸歴10年前後の芸人も仕事を増やしています。そうなったら、20年選手の出る幕がまったくなくなってしまうんですよね。また、現在芸歴20年くらいの芸人たちはバリバリの若手の時に『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』がブームとなっていて、当時ショートネタばかりに力を入れていて、トークスキルを育てる機会が少なかった。“平場”での腕を磨かずにきてしまった結果、今苦戦を強いられることになっているのだと思います。早い段階で、ネタブームの悪循環から抜け出せたオードリーやナイツはラッキーでした」(同)
チャンピオンなのに、あまり浮かばれないハマカーン。ウーマンラッシュアワーのように、炎上でもなんでもいいから濃いキャラクターをつけるしかないか?
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