『チコちゃんに叱られる!』般若心経の同時通訳に視聴者から驚きの声「斬新すぎた」
#チコちゃんに叱られる!
12月4日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)で取り上げられた「お経の秘密」について視聴者から大きな反響が集まっている。
この日、チコちゃんが出演者たちに質問したのは「お経ってなに?」というストレートな質問。振られたMCのナインティナイン・岡村隆史は、「亡くなられた方、天国にいる方への長々としたご挨拶」としどろもどろに答え、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と活を入れられることに。一方、出演していた駒沢大学出身のお笑い芸人・あばれる君は見事正解である「生きている人たちに向けたお釈迦様のアドバイス」を叩き出していた。
また、花園大学文学部仏教学科の佐々木閑教授によると「主にお釈迦様が私達の生き方について与えてくれたアドバイス」だそう。悩み苦しむ人を救うためのお釈迦様の生前の教えを文字にして書き残したものがお経だとのこと。さらに、年を経るにしたがって時代のニーズや解釈によって書き換えられるなどしてさまざまなお経が作られ、どのお経を拠り所にしているか、どんな解釈をしてるかで宗派が誕生したと明かされた。
「さらに番組では、もっとも人気のあるお経『般若心経』をフィーチャーし、駒沢大学の大澤邦由専任講師にお経を読んでもらい、それを追いかけるように口語訳を読み上げるという同時通訳に挑戦することに。
『摩訶般若波羅蜜多心経』から始まる『般若心経』ですが、現代語訳として『仏になるための最高の智慧に付いて説明するお経』と通訳が読み上げた。その後も『観音様は智慧を身につけるためにすごい修行をしました』『そして、私たちを形作るすべての要素が実は実態のない、仮のものだと見抜いたのです』と分かりやすい説明が続き、スタジオからはあばれる君が『新しい! 新しすぎる』と驚きの声を上げていました」(芸能ライター)
VTR後、スタジオでは岡村が「法事で集まってる僕らへのアドバイスなんですね」と感心。チコちゃんは「思わなかった? お坊さん、こっち向いてお経あげてよって」と生きている人へのアドバイスなのに仏壇を向いて読経することを指摘していたが、視聴者からは「意味までは知らなかったから勉強になった」「お経の同時通訳は斬新すぎた」「お経の聞き方がちょっと分かったかも」といった声が集まっていた。
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