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立川志らく、渡部の謝罪会見に『芸人イジメだ!』と激怒! 30分近くキレまくるも「だったらテレビで扱うな」

立川志らく、渡部の謝罪会見に『芸人イジメだ!』と激怒! 30分近くキレまくるも「だったらテレビで扱うな」の画像1
TBS『グッとラック!』ウェブサイトより

 

 アンジャッシュ渡部の会見を受けて、各局ワイドショーは朝から延々会見を繰り返して放送していたが、『グッとラック!』も番組冒頭から28分に渡って延々会見を放送。

 それを受けて志らくは「長い!」と一言。そして、

「なんてだらしない会見するんだ。もっと芸人魂を見せてシュミレーションしておけばいいのに」と断罪。

 さらに、

「謝罪会見て何に対して謝罪するの? 奥さん、家族、仕事関係者、相手の人に謝罪してるんでしょう。謝罪なんてすることないのに。記者もね、マッチ(近藤真彦)のときにこういうことやるか? 芸人になると正義をふりかざしてね。たしかに人間的に最低ですよ。女性を人間として扱っていない最低のことをしているけれど。言ってみれば、ホテルに出す金がもったいないからああいう場所で済ました、ただのスケベな奴。それをまるでひき逃げでも、人を殺したように。ひとつのイジメです。こんなことは1時間何分もやることこっちゃないですよ」

 と、会見の存在自体を否定した。めずらしくMC志らくに同意だが、じゃ、こんなことは番組でやらないでもいいんでは? MC志らく、最初に番組スタッフにそれを言った方がいいんじゃないか? 意外と番組への発言権はないのかもなぁ~としみじみ。 

 さらに後半で志らくは、

「今回のことで世間的信用も失った、仕事も失った、いろんなものを彼は失ってしまったけど、失ってないものがふたつある。家族、奥さんは許してくれている。それからアンジャッシュ。このふたつは失ってないんですよ。世間的信用はある、仕事はあるのに、家族もアンジャッシュを失う方が芸人としてよほど辛いはずなんです。ほんとに大事なものは残ってるんだから、ぜんぜん大丈夫なんですよ。

 (渡部は)児島くんに言って、『もう一度やろうよ、オレたちとにかく人を笑わせたいんだ、コントやりたいんだ』ってもう一度舞台に立てばいいんですよ。『そしたらきっとまたみんな振り返ってくれるよ』と1からスタートして、やりゃいい。芸人ってそういうものだから。結局、芸人の魂売っちゃって、ただのタレント、グルメ王になっちゃってるから、相方とも話もできないでいる」

 と、ダメ出し。しかし、コント芸人としての渡部より、グルメ王としての渡部を求めたのはテレビだよね? 志らくが語れば語るほど、テレビ界のさまざま矛盾が露呈した朝でした。

和田靜香(ライター)

1965年生まれ。静岡県出身。主に音楽と相撲のライターで貧困問題やフェミニズムにも関心が高い。著書に『スー女のみかた~相撲ってなんて面白い』(シンコーミュージック)、『音楽に恋をして♪評伝・湯川れい子』(朝日新聞出版)、『おでんの汁にウツを沈めて~44歳恐る恐るコンビニ店員デビュー』(幻冬舎文庫)などがある。

わだしずか

最終更新:2020/12/04 13:30
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