NHK杯惨敗の本田真凜 伸び悩む“元・天才少女”の身の振り方にテレビ局が熱視線
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“天に二物を与えられる”とは、こういうことなのかもしれない。
女子フィギュアスケートの本田真凜が悩んでいる。11月27日~29日に開催されたNHK杯に出場した本田は、SP(ショートプログラム)で9位、フリーで11位と得点を伸ばすことができず、総合9位で終了。紀平梨花や宮原知子が欠場したことも考慮すると、惨敗と言われても仕方のない結果に終わった。
「本田は、2016年の世界ジュニア選手権で優勝した実績に加え、妹がタレントの本田望結ということもあり、知名度・注目度とも抜群ですが、シニアに上がってから完全に伸び悩んでいます。一時は五輪代表を期待された時期もありましたが、世界大会はおろか、日本の大会でも表彰台に上がれず、18年の全日本選手権では15位でした。現在19歳ですが、パーソナルベストを出したのは3年以上前です」(フィギュアに詳しいスポーツライター)
あの浅田真央も、「ジュニアの頃が一番強かった」と言われるほど、低年齢化が進む女子フィギュア界。しかも世界を目に向ければ、ここ数年で女子フィギュアは新時代に突入している。
「いまや女子フィギュア界では4回転が当たり前。コストルナヤ、シェルバコワ、トルソワら“ロシア3人娘”は、数種類の4回転ジャンプを飛び、日本のエースの紀平梨花さえ、世界大会では表彰台に上がるのがやっとという状況です。しかしNHK杯の本田を見ると、3回転さえ飛べないシーンが続き、シーズン直前のケガの影響があったとしても、世界トップクラスとは絶望的な差があります。ロシア勢が異次元の強さを見せる中、本田にこれ以上伸びしろがあるとは……」(同上)
18年の平昌五輪で優勝したザギトワが、わずか17歳にして引退を口にしたこともあるほど新陳代謝の激しい昨今のフィギュア界。ただ、本田に関して言えば、引く手あまただというのは週刊誌のエンタメ担当記者だ。
「本田はまだ大学1年生ですが、彼女のことを虎視眈々と狙っているのがテレビ局です。近年のキー局は、元アイドルや元タレントなどを女子アナに採用するケースが増えていますが、フィギュアスケート選手なら、男性はもちろん女性ウケも良く、清廉潔白なイメージもアナウンサーにはうってつけ。本田ならルックス・知名度とも申し分ありません。
中でも“本命”は日本テレビです。本田は17年から『読売新聞アンバサダー』をやっていますし、水卜麻美アナの大ファンであると公言。また、妹の望結・沙来と共に、バラエティ番組で特集を組まれたこともあります。ただ、フィギュア中継はフジテレビやテレビ朝日のほうが強いので、日テレも油断はできませんが」(エンタメ担当記者)
華麗なジャンプを舞う彼女は、どの局に“着氷”するのだろうか。
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