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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 秋元康の“傑作”ドラマ『共演NG』が低視聴率で打ち切り?

秋元康の“傑作”ドラマ『共演NG』が低視聴率で打ち切り?キャストの人選が裏目に出たか

『共演NG』公式サイトより

 秋元康氏が手がけるドラマ『共演NG』(テレビ東京系)の第5話が、11月30日に放送された。

  “共演NG”な俳優たちが集まるドラマ『殺したいほど愛してる』の新キャストとして起用された医者・間宮(青木崇高)は、元カノ・瞳(鈴木京香)の元々カレである英二(中井貴一)に対抗心を燃やしていた。というのも、間宮は今でも瞳に好意を抱いており、過去に瞳を傷つけた英二のことが許せない。そんな思いが高じてか、英二を殴るシーンの撮影では本当に英二のことを殴り、ケガを負わせてしまった。

 一方で、病に侵され俳優人生の最後を見越していた出島(里見浩太朗)は、脚本に“自分の最期”のシーンを入れることで前倒しでのクランクアップを要望。該当シーンはほぼアドリブで行われ、大御所俳優の圧巻の演技に現場は感動に包まれる。なかでも出島の義理の娘を演じていた瞳は、役に入り込みすぎていることもあり、カットがかかっても涙が止まらない。そんな熱い役者魂を目の当たりにした間宮は、「医者の自分にはわからないことだ」と、英二に負けを認めるのであった。

 笑いあり涙ありの『共演NG』第5話に、ネットでは「めっちゃいい話」「面白くて感動して感情が忙しい」「共演NGを忘れさせるくらい泣ける」などと大反響。痛快な小ネタを挟みつつ、感動的な役者同士の絆を描いた骨太ストーリーに、称賛の声が数多く寄せられた。

 そんな『共演NG』だが、なんと、来週放送の第6話で最終回を迎えるという。以前から噂にはなっていたが、この正式発表に視聴者からは驚きと悲しみの声が上がった。そして、突然の発表に一部では“打ち切り”を疑う声も。

 「ドラマ自体の評価が高い『共演NG』ですが、視聴率は4~6%台とイマイチ。もともと全6話だったのかもしれませんが、『低視聴率による打ち切りなのでは?』と推測する視聴者もいるようです。これだけの実力派俳優が勢ぞろいすれば、厚みのある作品になりますが、ギャラ含む制作費も並大抵ではないはず。秋元さんにとっては、テレ東月曜22時に革命を起こす“傑作”となる予定だったのかもしれませんが……」(芸能ライター)

 打ち切りか否かは定かではないが、最終回を悲しむ声が多く上がっていることから、満足度の高いドラマであったことは確か。10分拡大の『共演NG』最終回、有終の美を飾れるのだろうか。放送を見守りたい。

■番組情報
『共演NG』
テレビ東京系/毎週月曜日22時~
出演:中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗、堀部圭亮、細田善彦、小澤廉、若月佑美、小野花梨、小野塚勇人、森永悠希、小島藤子、岡部たかし、迫田孝也、岩谷健司、瀧内公美、橋本じゅん
企画・原作:秋元康
監督:大根仁
脚本:大根仁、樋口卓治
プロデュース:稲田秀樹、祖父江里奈、合田知弘、浅野澄美
音楽:堀込高樹(KIRINJI)
主題歌:Novelbright 「あなたを求めただけなのに」
制作:テレビ東京/FCC
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouen_ng/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2020/12/01 17:34
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