中井貴一のジェラシー爆発!? 『共演NG』第５話、恋も仕事も“若い男”に持っていかれる？

　中井貴一と鈴木京香が主演を務めるドラマ『共演NG』（テレビ東京系）の第5話が、11月30日22時から放送される。

　芸能界の“共演NG”な俳優たちが集められたドラマ『殺したいほど愛してる』の撮影現場において、大御所俳優が病を患っていることが発覚した第4話。それを知ったショーランナー・市原（斎藤工）は、キャストに本物の医者・間宮（青木崇高）を起用するが、間宮は瞳（鈴木京香）の元カレであり、共演NGな相手だった。

　今夜放送の第5話の見どころは、ズバリ、中井貴一演じる英二の“ジェラシー”だ。

　これまで英二は、元カノの瞳と妻の雪菜（山口紗弥加）のバトルを、「やれやれ」といった表情で眺めていた。とはいえ、美しい女性2人が自分のために争うのはまんざらでもなかったはずだ。「瞳は今でも俺のことを好きなのかもしれない」……そんな自惚れすら浮かびかけた時に現れた元カレ・間宮の存在。間宮は今でも瞳が好きだと宣言し、撮影終わりには2人で飲みに行く親密っぷりを見せつける。自分の手の中にいたと思っていたはずの女を、突然現れた若い男に持っていかれたら、英二としては面白くないに違いない。

　そして、持っていかれるのは恋だけではない。間宮は本業が医者なのにもかかわらず演技がうまく、そのうえコミュニケーション能力も高いため、瞬く間に現場の人気者となる。これまでムードメーカーとして『殺したいほど愛してる』の現場を引っ張っていた英二だが、その座すらも間宮に奪われようとしているのだ。ましてや彼は“イケメン現役医師”。これほどにもキャッチ―な肩書きがあれば、お茶の間の話題をかっさらうのも容易いだろう。

 「男は仕事」の時代を生きた英二にとって、格下だと思っていた相手に仕事で負けるのはこの上なく悔しいこと。恋も仕事も間宮に持っていかれた英二はジェラシーを燃やし、どのような行動に出るのだろうか。そして、間宮に勝つことはできるのだろうか……。中井のコミカルな表情と青木のウザイ男っぷりにも注目したい。

　予告編では、間宮が「いいかげんにしろ！」と叫びながら英二を思いっきり殴るシーンが映し出されていた。そして「撮影中断!?」のナレーション。一体どんな元カレVS元元カレのバトルが繰り広げられるのだろうか。今夜の放送を楽しみに待ちたい。

■番組情報
『共演NG』
テレビ東京系／毎週月曜日22時～
出演：中井貴一、鈴木京香、山口紗弥加、猫背椿、斎藤工、リリー・フランキー、里見浩太朗、堀部圭亮、細田善彦、小澤廉、若月佑美、小野花梨、小野塚勇人、森永悠希、小島藤子、岡部たかし、迫田孝也、岩谷健司、瀧内公美、橋本じゅん
企画・原作：秋元康
監督：大根仁
脚本：大根仁、樋口卓治
プロデュース：稲田秀樹、祖父江里奈、合田知弘、浅野澄美
音楽：堀込高樹（KIRINJI）
主題歌：Novelbright 「あなたを求めただけなのに」
制作：テレビ東京／FCC
公式サイト：https://www.tv-tokyo.co.jp/kyouen_ng/

東海林かな（ドラマライター）

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな