「ジャニーさん最後の推しメン」は本当に髙橋優斗なのか?「最後のスぺオキ」佐藤勝利との決定的違い
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「ジャニーさん最後の推しメン」というワードがネット上で盛り上がっている。11月30日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ)にジャニーズJr. 髙橋優斗(HiHi Jets)が出演する際の告知キャッチコピーだ。
髙橋は、現在ドラマ『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ)に出演中。最終回の放送に向けての番宣も兼ねての出演だろう。しかし、髙橋はドラマの中では端役も端役だ。本来であれば番宣は主役級のキャストがやるべきだが、異例の抜擢となった。
ジャニーズとの蜜月関係を続ける日テレが、「ジャニーさん最後の推しメン」というキャッチコピーをつけるのはさすがに的を得ている。昨年の夏、ジャニー喜多川が亡くなって事務所内で家族葬が行われた際、挨拶をしたのは3人だったと言われている。東山紀之、堂本光一、そしてなんともうひとりが髙橋優斗だったのだ。これはひとえに、事務所内でも髙橋がジャニーさんに気に入られていたことが周知の事実であったということだろう。
しかし、ここで考えたい。「推しメン」というワードが持つ意味を。ジャニーズファンの間では「スぺオキ」という言葉が使われることがある。ジャニー喜多川の“スペシャルなお気に入り”という意味だ。「推し」と「スペオキ」には若干のニュアンスの差を感じないだろうか? 「推し」はプッシュ=つまり他者に対して推薦できる、推せる、誇れるという意味があるように感じる。一方で「スペオキ」には他者の介入の気配が希薄だ。あくまでも“自分だけのスペシャルな存在”という意味にも受け取れはしないだろうか。
髙橋の場合はまさに「ジャニーさん最後のスぺオキ」というよりは「推しメン」という言い方のほうがしっくりくる。それは、髙橋がジャニーの好みの系譜とは少し違うからだ。
ジャニーズファン歴が長いファンなら知っていると思うが、歴代のスペオキは郷ひろみから始まり、堂本剛、中山優馬、佐藤勝利などが挙げられる。キリリとした眉と目元、少し褐色の肌に、影があるキャラクター。ジャニーの性癖、タイプはかなり固定されている。
ジャニー喜多川はCDデビューさせた子には興味がなくなるというのがファンの間では定説だ。しかし佐藤勝利はデビュー後もずっとジャニーのスぺオキだった。帝国劇場のミュージカル『Johnnys’ ISLAND』シリーズの主演が佐藤から平野紫耀(King&Prince)に移行した際も、打ち合わせにジャニーは佐藤を呼び、「ユーは出ないの?」と寂しそうに語りかけたそうだ。
SexyZoneがCD売り上げで伸び悩む中、King&Princeがヒットを飛ばしていた時期。主演を平野に変えたのは、事務所の方針だったのかもしれない。それでもジャニーは出演しない佐藤を呼び出した。ジャニーが佐藤のことを狂おしいほど好きだったことがわかるエピソードだ。
しかし、ジャニーはいつも狂っているわけではない。世間で多くの人に支持される、マスメディアでウケがよさそうな子を見つける力にも長けていた。言うなれば、それが世間にプッシュできる子=“推しメン”枠だ。
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