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「ジャニーさん最後の推しメン」は本当に髙橋優斗なのか?「最後のスぺオキ」佐藤勝利との決定的違い

個人的好みとメディア受け 2つの視点を持つジャニー

 最近でいえば平野紫耀や岸優太(King&Prince)がジャニーの推しメンだったといえるだろう。バラエティ番組でどの層が視聴しても、感じがよくて面白い子。人を傷つけず、自分がバカになって視聴者を喜ばせることができるキャラクターだ。

 グループ内で最年長なのに、ぬけているところがあり年下のメンバーにいじられる岸優太。髙橋も実は似たような一面を持っている。所属するJr.グループHiHi Jetsで髙橋は最年長。しかし入所が遅く、ジャニーズ歴は一番短く、グループの売りであるローラースケートでのパフォーマンスも一番下手。ファンやメンバーの間でも「カーストが一番下」「私服がダサい」などといじられながら愛されている。

 ジャニーはそんな髙橋のちょっと間抜けで毒がなく、カラッとしたキャラクターを鑑みて、いつか世間一般に広く愛されるタレントになると見込み、『最後の推しメン』にしたのだろう。晩年、ジャニーの車椅子を押す髙橋の姿も何度か目撃されている。

 “推しメン”と“スペオキ”という2つの視点を持ちながらタレントを育ててきたジャニー喜多川。髙橋はまだデビュー前だが、きっとジャニーの見込み通り広く愛されるアイドルに成長していくことだろう。

岩﨑対象(芸能ライター)

ジャニーズJr.の現場に通う兼業ライター。帝国劇場にある猪熊弦一郎のステンドグラスを愛している。

いわさきたいしょう

最終更新:2021/11/29 19:58
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