織田裕二のご機嫌取り？『SUITS』シーズン3と引き換えに『踊る大捜査線』復活か

　10月に最終回を迎えた、織田裕二主演のフジテレビ系月9ドラマ『SUITS/スーツ2』。全話平均視聴率は8.5％とまったく振るわなかったが、シーズン3の制作が濃厚になっているという。

「視聴率が2桁を超えたのは初回のみでしたが、それでも月9史上最多となる全15話を完走しました。『SUITS/スーツ』は、米国の人気ドラマシリーズのリメーク作品であるため、その契約に『シーズン3まで放送する』という条項が盛り込まれていたようです。それを反故にすれば違約金が発生するのですが、その金額が制作費とほぼ同額なので、それなら放送したほうがまだマシとの判断が下されたのでしょう」（芸能記者）

　フジテレビがシーズン3制作にのりきなのには、契約以外の思惑もあるという。

「織田は『SUITS』のクールな弁護士役が気に入っていて、なんとしてもシーズン3をやりたがっている。その交換条件としてフジが狙っているのが、織田の代名詞と言える『踊る大捜査線』の復活なんです。現在、アニメ映画『劇場版　鬼滅の刃　無限列車編』の興行収入が歴代トップの『千と千尋の神隠し』に迫る勢いですが、邦画ではトップ5がアニメ。そこに実写映画ながら6位に入っているのが、興収174億円の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2　レインボーブリッジを封鎖せよ！』です。フジは山下智久のジャニーズを退所したことで、ドル箱だった『コード・ブルー』の続編制作が困難になり、頭を抱えています。そのため、織田のご機嫌を取って、なんとしても『踊る』を引っ張り出したいんでしょう」（テレビ関係者）

　また、『SUITS/スーツ3』を後押しするのは、鈴木保奈美の事情だ。

「11月24日発売の『女性自身』(光文社)では、夫である石橋貴明の束縛クセが報じられています。彼女は個人事務所を設立したことで、三女が今春に高校を卒業し、育児が一段落したタイミングで離婚するのではと目されている。となれば、来年連ドラが保証されているのは、彼女にとってはかなりありがたい話でしょう」（前出・テレビ関係者）

　織田、鈴木、フジ……視聴者から支持されずとも3者の思惑はがっちり噛み合っているようだ。

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