『チコちゃんに叱られる!』奥田民生による新曲でチコちゃんCDデビュー! 岡村隆史と紅白出場なるか!?
#岡村隆史 #チョコレートプラネット #チコちゃんに叱られる!
チコちゃんのデビュー曲を作ってきた奥田民生
11月20日放送『チコちゃんに叱られる!』(NHK)のゲストは、今回が初登場であるモデルの莉子と、1年ぶり2回目の出演となる奥田民生だ。民生と言えば、岡村がレギュラー出演する『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~』(日本テレビ系)に、主題歌「タビザル☆ライダー」(「イージュー☆ライダー」のリメイク)を提供中だ。そして今回、民生が『チコちゃん』に出演するのには理由があった。
チコちゃん 「ちょうど1年前にチコがお願いしたこと覚えてる?」
民生 「覚えてますよ(笑)」
チコちゃん 「ありがとう~。チコがいきなり、ぶしつけに『曲作って』ってお願いしちゃったんだよね。もしかして、約束を守るためにちゃんと……」
民生 「そんなこと言ったってレコーディングしたじゃないですか」
チコちゃん 「そうなのねえー、作ってくださって!」
奥田民生が制作を担当したチコちゃんのデビュー曲は、この日のエンディングで発表された。
NHKでも民放でも実験番組に出演するチョコレートプラネット
今回の最初のテーマは、紅茶に関する問題。解答者に指名されたのは民生だ。まず、チコちゃんが「ストレートのティーにレモンを入れると見た目は色が薄くなるわよね?」と確認しても、あまり腑に落ちていなさそうな民生。しかし、レモンを入れて薄くなった紅茶を実際に見て、民生は驚愕する。
「えっ、マジ!? ウソー!? (岡村に)知ってた? いやあ、知らなかったですよ。薄くなってたね」(民生)
そんな民生に投げかけられたのは「なんでレモンティーの色は薄いの?」という質問だった。いや、色が薄くなることすら知らない民生なのに、どうしてそうなるかを聞いてもわかるわけがないと思うんだけど……。案の定、民生の回答は適当だった。
民生 「酸が効いて、汚れが落ちた(笑)」
チコちゃん 「ボーっと生きてんじゃねーよ(笑)!」
ツボにハマってしまったか、笑いながら怒るチコちゃん。彼女が発表した答えは、「トロポロンが無色になるから」だった。いや、そのトロポロンっていうのを知らないんだけど……。
レモンティーの色が薄くなるのは、紅茶に含まれる色素の構造が変わるから。紅茶に含まれる物質、ポリフェノールが鍵を握っているらしい。ポリフェノール中にはテアフラビンという色素があり、その中の一部の構造にトロポロンという構造がある。トロポロンは普段は赤茶色で、紅茶の色の一部になっている。そして、トロポロンはレモンに含まれるクエン酸等に触れると無色になる。レモンティーの場合、クエン酸によってトロポロンの1箇所が変化するだけで赤茶色のトロポロンが無色になり、紅茶に含まれる赤色の成分が少なくなるため、色が薄くなるのだ。
このように、酸やアルカリが加わることで色素の構造が変わることは結構ある。例えば、マロウブルーというハーブティー。これに酸性、アルカリ性、中性のものを混ぜると、様々な色への変化が見られるらしい。さて、ティーといえば……ということでTT兄弟(チョコレートプラネット)が登場!
「ここにあるのは、マロウブルーというハーブ……T!」(TT兄弟)
彼らを招き、マロウブルーに関する実験が行われた。まず、紅茶の色を薄くした酸性の「レモン汁」をマロウブルーに混ぜてみることに。すると、マロウブルーはピンク色に変化したのだ。
「ちょっT、ちょっT! Tってもキレイな色だね」(TT兄弟)
さながら、TT兄弟による『できるかな』(NHK)のような状況。でも、チョコプラって他局の実験番組『でんじろうのTHE実験』(フジテレビ系)にも出ていたはず。同系統のバラエティでNHKと民放を股にかけているのか。でも、紅茶がテーマだというのに、呼ばれるのは日本紅茶協会認定ティーインストラクターの資格を持つアンガールズの田中卓志じゃないんだな……。
さて、今度はアルカリ性の「にがり」をマロウブルーに混ぜてみた。すると、カラーはキレイな青色に変化。次に、にがりとはアルカリ性の強さが違う「卵白」を入れると、今度は青ではなく緑色に変化した。マロウブルーに含まれるアントシアニンは中性だと紫のままだが、酸性だとピンク系に、アルカリ性だと緑やブルー系に変化し、また濃度によっても様々に変化するのだ。だから、こんなにカラフルな変化が楽しめるのだ。そうか、紅茶って科学なのか! この企画を夏に放送しておけば、きっと子どもたちも自由研究の題材に使えただろうな。余談だが、MCの岡村隆史はかつてベランダでハーブを育て様々なハーブティーを飲んでいると告白していた。彼は今もそれを続けているのだろうか……?
実験は続く。液体も面白いけど、食べ物でも色の変化を楽しめるらしい。というわけで、今度は中華麵を使った実験が行われた。すると、今度はTT兄弟改め「CC兄弟」が登場! 「中華(Chuka)」の頭文字「C」を取って改名したようだ。まあ、さすがにC.C.ガールズは呼ばれないか……。
マロウブルーと同じアントシアニンの色素を持つ紫キャベツの煮汁で中華麺をゆでてみると、中華麺は緑色に変化した。まるで、ほうれん草を練り込んだようなカラーだ。そこにレモン汁をかけ、さらによくかき混ぜると、今度はピンク色の麺に変化! 紫キャベツのアントシアニンと中華麺のつなぎに使われるアルカリ性のかんすいが反応して緑色に変化し、さらにそこにレモンのクエンが反応してピンク色に変化したのだ。
ちなみにロケ終了後、チョコプラはTT兄弟よりCC兄弟の「C」のほうが使い勝手がいい(岡村たかC、ChikoちゃんのCなど)と気付いたらしい。「最初からCC兄弟にすれば良かった」と落ち込んだようだ。さすが、売れっ子となるにふさわしい貪欲さである。
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