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東京五輪開催バッハ会長来日もまだ決まらず!? 3月聖火リレー直前に決定か

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東京五輪2020

 IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が先日、来日し、菅義偉首相や小池百合子東京都知事らと会談。都内の選手村や国立競技場を視察し「ここに来た選手は東京と恋に落ちる」と、“名言”を残して離日した。

 絶賛続きのアピールでなんとか開催の機運を高めたいところだが、関係者の様子はやはり厳しい。

 その最たる問題は、新型コロナウイルス感染問題。世界中で再拡大する中、五輪期間中には関係者ら約1万8000人が選手村を利用予定。しかも個室ではなく2人部屋を想定しているため、クラスターが発生する危険性をはらんでいる。もっとも、バッハ会長は不安打ち消しのため現在、世界中で開発段階にあるワクチンが完成した場合、選手や関係者への接種費用を負担する旨を明らかにするといった対応策まで打ち出している。

 五輪大会関係者は「2019年夏以来の来日の目的は『開催中止の通達』だったなんて話もあるが、実はまだくすぶっている」と衝撃の見立てを明かす。

「今年の五輪延期決定も、3月の聖火リレー直前に決まり、慌ててリレーが延期になった経緯がある。来年も3月10日から12日までギリシア・アテネでIOC総会が開かれることが10月に決定しており、そこで会長選が実施。バッハ会長は再選に意欲を燃やしているが、有力な対抗馬が出てきた場合、事態が急転する可能性もある。あくまでIOCや五輪組織委員会は開催ありきでの準備を進めるが、どうなるかわからないのが本音だろう」(同)

 コロナ禍の状況も鑑みながら、関係者にとっては来春まで落ち着かない日々が続きそうだ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/11/26 17:00
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