「新しい地図」積極採用相次ぎ…ジャニーズ事務所よりも公取委の影響力におびえ始めた民放
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相次ぐ所属タレントの退所に加え、“長男”にあたる近藤真彦が不倫報道を認め活動を自粛するなど屋台骨が揺らいでいるジャニーズ事務所。だが、ここにきて地上波での対応も徐々に変化を見せている。
ジャニーズといえば民放テレビ局などに、同事務所から独立した「新しい地図」として活動する元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人を出演させないよう、圧力をかけた疑いがあるとして2019年7月、公正取引委員会(公取委委)が調査して口頭で注意していたことを、NHKが報じた。
そのNHKは今年に入ってからも3人を積極的に起用。これに続きテレビ東京、日本テレビも3人を受け入れたが、残るTBS、フジテレビ、テレビ朝日は3人の起用に消極的だっあ。
「起用どころか、芸能イベントで取材に行っても取り上げず、『新しい地図』サイドともめたと言われていた。ところが、23日放送のテレビ朝日系のニュース番組『スーパーJチャンネル』を見ていたら、NEWSの加藤シゲアキの小説家としての最新作のPRイベント、King&Princeの新曲のMVの話題に続き、稲垣の主演映画『ばるぼら』の舞台あいさつのVTRを流した。音楽番組『ミュージックステーション』に毎回ジャニーズを出演させ、ジャニーズとズブズブのテレ朝としては信じられないラインナップだった」(芸能記者)
TBSとフジも3人の出演映画の話題を扱うなど、徐々に歩み寄り始めているが、その理由は明らかだという。
「ジャニーズが弱体化している今の状況では、万が一、公取委の注意でも受けるようなことがあったら社としてイメージダウンは必至。嵐も年内でグループの活動を休止するだけに、徐々にジャニーズへの強依存体制から脱却したいのでは」(テレビ局関係者)
どうやら、来年は3人をもっと地上波で見られることになりそうだ。
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