「眞子さま、結婚宣言で小室圭さん圧勝」か、それとも「秋篠宮が覚悟 眞子さまを“勘当”」か? 揺れる二大週刊誌“皇室”報道
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菅首相が頼る二階俊幹事長のたぬきぶりが見逃せない!?
お次は、現代が連載している「二階俊博劇場」、これがなかなか面白くなってきた。
このところ、最高権力者ガーズーこと菅義偉総理は、疲労の極地に達していると、現代が報じている。
中でも政府の感染症対策分科会の尾身茂会長を恨んでいるというである。コロナ対策と経済回復を同時にやろうとしている俺に、
「なぜもっと、忖度しないのか」
そう思っているというのだ。
官邸のスタッフはこういう。
「尾身氏を憎んでいるかのようなレベルです。総理にしてみれば、政府の管轄下にあるオブザーバー組織に過ぎないのだから、こっちの意向に沿って発言しろ、と。ところが尾身さんはそれを無視して危機を訴える。
総理は非常に怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議問題の二の舞になりかねないので、怒鳴りつけるわけにもいかず、イライラが募っているのです」
さらにその菅をイライラさせている要因が、前総理の安倍晋三の復活劇であるという。
「安倍さんは最近、すっかり元気を取り戻して、かつての政権奪取前夜を思わせるような活発ぶりですよ。各界の知識人に自ら声をかけて会合を繰り返し、その場に後輩議員も呼んで識者と引き合わせている。食事も脂っこい中華料理をペロリと平らげるし、アルコールも普通に嗜む。絶好調と言ってもいいのでは」(ある政界関係者)
菅にとっては、安倍待望論が沸き上がるのは、菅不要論が広がるのと同義だと考えている。言っていることとやっていることがあまりに裏腹。安倍のやっているのは、ただの梯子外しではないかと思っているというのである。
そのため菅が頼るのは二階俊博幹事長である。
11月12日に菅は二階と1日で2度も食事を共にしたという。二階とその最側近・林幹雄幹事長代理を迎えて昼食。
夜になって虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」内の日本料理店「山里」に移動すると、昼と同じ二階と林に加え、宿敵のはずの小池百合子東京都知事も交えて2時間以上も会食をしたそうである。
だがこの古狸は、菅を全力で支えようという気はなく、菅がダメなら石破でも、安倍でも誰でも担ぐというのである。
「二階派の勢力拡大を官邸から眺めるだけの菅が戦慄するのは、そんな二階の動きが、すでに『次』を見越したものであることを悟っているからだ」(現代)
自民党閣僚経験者はこう話す。
「二階の論理はシンプルで、『選挙に勝てる総理総裁なら誰でもいい』ということ。9月時点では菅なら選挙に勝てると思ったから担いだが、負けそうなら即座に次に乗り換えることが前提だ。
「たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。幹事長会見の際、二階の後に立つ役割で、以前は稲田朋美(元防衛相)がそこにいたが、野田の役目になった。露出が多いので、次期総裁選を狙う場合にはかなり有利になる。(中略)もちろん、野田はあくまでカードの1枚に過ぎない。石破が復活するならそれでもいいし、岸田が覚醒して最前線に復帰するなら、それも構わない。誰がどう動いてどんな流れになっても、自分はうまくそこに乗る。二階はそれだけを考える。当然、安倍が復活するなら、それもまた良し」
どこにどう転がっても二階は損しないようになっているというのである。
しかし、菅もここへきて秘策を考えているという。
「菅総理は、『衆院選の選挙区で敗れ、2回以上連続で比例復活した議員の重複立候補は認めない』という党の規定を、今後は厳格に適用することを決めた。該当する議員は党内に25人ほどいるが、彼らは次回衆院選では、小選挙区を勝ち上がるしか道がなくなる。25人の中には菅シンパや二階派の議員もいる。しかし、この25人の比例復活がなくなれば、当然、比例単独で当選する新人が代わりに増える。その新人らが『菅チルドレン』となり、元の菅グループと合わせれば50人近い規模の『菅派』が誕生する。党内に基盤がないという総理の弱点が、一気に解消されることになる」(自民党ベテラン議員)
だが、そのためには解散に打って出なくてはいけない。今の菅に、それだけの力も能力もないことは、党内だけではなく、内外に知られてしまった。
「Go To」トラベルが菅の「Go To」トラブルになってしまったのは、計算外だっただろう。
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