講談社「ミスiD」のファイナリストがカオスすぎ!アイドルファンが無関心なワケとは?
#アイドル #講談社 #ミスiD
アイドルファンは置いてけぼりとなっているようだが……。
講談社主催のオーディション「ミスiD 2021」のファイナリストが発表された。しかし、ネット上では「何がしたいのかわからない」「このオーディションの方向性がいまだにわからない」と、戸惑いの声も多く聞かれている。
「講談社は1982年からおよそ30年間、『ミスマガジン』を選出し、芸能界への登竜門として大きな注目を浴びてきました。しかし、12年で休止(18年に復活)になり、入れ替わりで13年から『ミスiD』が始まっています。15年までは『ミスiD(アイドル)』と表記されていたのですが16年以降、『iD』は“アイディー”という呼び方で統一され、『新しい時代にふさわしいまだ見たことのない女の子を発掘し育てるオーディション』だと再定義されています」(エンタメ誌編集者)
そのため、今年ファイナルに選出されたのも現役AV女優の石原希望、野々原なずな、人気グラドルの忍野さら、地下アイドル「仮面女子」元メンバーで渋谷区議の橋本ゆき氏のほか、ラッパー、デザイナー、美術家、映像作家、ユーチューバー、TikToker。システムエンジニア、保育士、歯科医師、食エッセイスト、陶芸家、雀士、ラグビー選手などで、年齢幅も過去最大の12歳から40歳で国籍やジェンダーも多様とまさにカオスだ。
アイドル誌編集者も苦笑する。
「今回は2676人の応募がありましたが、ファイナリストだけでも193人もいます(笑)。しかも、けっこうな人数が、何らかの賞をもらえてしまう。過去のグランプリや準グランプリ受賞者を見ても、世間的に知られているのはモデルの玉城ティナとモテクリエイターでブレイクした菅本裕子くらい。グランプリは逃したものの稲村亜美も受賞していますけど、彼女たちは誰もそのことを売りにせずともブレイクしている。参加者たちが手っ取り早く“肩書”を得るためにはハードルが低くていいのかもしれませんが、『ミスマガジン』も復活していますし、アイドルファンやアイドル誌の編集者からはまったく興味を持たれていないのが現状です」
ファイナリストには個性的な名前が満載。確かにアイデンティティは十分にそろっていそうだが……。受賞者たちの活躍で「ミスiD」の価値を、上げていくことができるだろうか。
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