キンプリのレコ大出場はあるか? 大賞に「氷川きよし」がプッシュされ始めた裏事情
#TBS #レコード大賞 #氷川きよし #King & Prince
年末恒例の音楽業界最大の賞レース「日本レコード大賞」の各賞受賞者、作品が今月20日に発表された。
「大賞」の候補でもある「優秀作品賞」には、三浦大知の『I’m Here』、「純烈」の『愛をください~Don’t you cry~』、「Little Glee Monster」の『足跡』、瑛人の『香水』、「乃木坂46」の『世界中の隣人よ』、「DISH//」の『猫 ~THE FIRST TAKE ver.~』、「AKB48」の『離れていても』、氷川きよしの『母』、「DA PUMP」の『Fantasista~ファンタジスタ~』、LiSAの『炎』の10作品が選ばれた。
この結果を受けて、スポーツ紙の音楽記者は語る。
「今年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響によりコンサートやイベントが中止になるなど、音楽業界は未曾有の危機的状況にあります。そうした中、賞を主催する『日本作曲家協会』をはじめとした多くの関係者は、音楽業界全体を盛り上げる意味でも『大賞』には長年演歌、歌謡曲業界を引っ張り続けて、最近イメチェンでも話題になった氷川さんをプッシュしているようです」
そのうえで、さらにこう続ける。
「ただ、賞を後援し、毎年授賞式の中継番組を放送するTBSサイドは視聴率欲しさに、活動休止直前の嵐のサプライズ出演を水面下で狙っていたようですが……。『優秀作品賞』や『特別賞』に嵐の楽曲が選ばれていないところを見ると、やはり交渉は決裂したようですね」
そもそも、ジャニーズ事務所は90年に「歌謡曲・演歌部門」での選出を希望していた忍者が、「ポップス・ロック部門」で選出されたことを不服として賞を辞退して以来、「賞レースには参加せず」という大義名分のもと「レコ大」とは距離をとっている。
10年にレコ大とは縁の深い近藤真彦が『心ざんばら』で「最優秀歌唱賞」を受賞したこともあったもののあくまで特例であり、その後もSMAPや嵐などの人気グループが「レコ大」に参加することはなかった。
そうした中、2019年には7月に亡くなったジャニ―喜多川社長に「特別音楽文化賞」が贈られ、代わりの受賞者として近藤がステージに登場したことから、一部では和解も取り沙汰されたが、やはりハードルは高いようだ。
「“さすがに嵐のサプライズ出演は敷居が高いだろう”という見方が強かった反面、“もしかするとKing&Princeの出演はあるかも”という声もありました。キンプリはジャニーズ一押しのアーティストであると同時に、『レコ大』に影響力のある“芸能界のドン”と懇意の、音楽業界の実力者も売り出しに関わっていますからね。まあ、主催の『日本作曲家協会』はジャニーズ事務所を特別扱いするのに嫌悪感を示していたようですし、レコ大とジャニーズ事務所の雪解けはまだまだ先ということでしょう」(大手レコード会社スタッフ)
サプライズ計画がとん挫し、例年以上に目玉に欠ける印象の今年のレコ大だが、果たして中継番組の視聴率やいかに!?
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