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NHKとジャニーズ対立勃発!?紅白歌合戦の裏側、目玉は12月発表へ…

NHKとジャニーズ対立勃発!?紅白歌合戦の裏側、目玉は12月発表へ…の画像1
新しい地図出場はどうなる?

 初の無観客での開催となる紅白歌合戦の出場歌手が発表された。NiziU、BABYMETAL、瑛人などの初出場歌手もいるが、全体的にはパッとしないラインナップとなった。

「AKB48を筆頭とする48グループが落選したことがニュースになってしまうくらいに、目玉がいません。朝ドラの主題歌を手掛けたGReeeeNを特別企画で引っ張り出すというが、旬はとっくに過ぎている。また、ジャニーズからはSixTONESとSnow Manを選出しましたが、世間的な知名度はなく内部からも疑問の声が上がっている」(芸能関係者談)

 コロナ禍で無観客での開催という注目を集める番組となっているのに、ここまで目玉となる歌手がいないのはなぜなのか?

「大物やスペシャルゲストは12月に発表されるそうです。今年は、NHKとしても50%の視聴率を狙うという大きなテーマを掲げている。目下交渉中ともいわれる、サザンオールスターズ、長渕剛、B’zなどの超大物に関しては、決まり次第小出しにすることで、注目を年末まで引っ張るつもりです」(民放関係者談)

 そんな中で、超極秘に調整中のアーティストもいるという。

「まずは元SMAPの新しい地図です。彼らはいまだに人気が高く、紅白での歌唱となれば大きな注目を集める。ジャニーズとの調整のために、ギリギリに発表するようです。また、紅白卒業をしたはずの北島三郎も一夜限りの電撃復帰としてラインナップされている。志村けんさんに関連して、ドリフターズのメンバーを集めての特別企画なども水面下で進められています」(民放関係者談)

 これらの大物が出演となれば、過去にない豪華な布陣で迎えられる予定の紅白だが問題も起こっているという。

「大トリを今年が最後の紅白となる嵐にして、過去の映像もふんだんに使い30分近く出番を与えようとしていた。しかし、嵐がファンのため大晦日に生配信LIVEを行うことを発表したことで、一悶着起きている。NHKサイドは聞いていなかった話で、そんな不義理をするならと嵐を特別扱いすることに、上層部の一部からも疑問の声が出始めているそうです」(民放関係者談)

 というのも、嵐の出演や特別企画に関して実はNHKとジャニーズサイドで密約があったからだという。

「メディアからは毎年のように『ジャニーズグループを出し過ぎだ』と叩かれているのに、今回はさらにSixTONESとSnow Manを抜擢し、Hey!Say!JUMPのように一般的には目立った活躍がないグループまで出演させている。これは、功労者の嵐がラストとなる歌唱を紅白で行うということが決まっていたからこそ、無理やりねじ込んだんです。それなのに、よりによってその餌のはずの嵐が大晦日に生配信LIVEを行うわけですから、NHKとしても話が違うとなっているんです」(民放関係者談)

 なぜ、ジャニーズは強硬策に出たのか?

「11月に行った嵐の生LIVEで稼げることがわかり、本当のラストとなる今回の生配信では200億円は稼ぐと鼻息が荒いそうです。このジャニーズ事務所の動きに対して、NHKとしては来年以降は実力と人気をしっかり見て、ジャニーズグループだからと特別扱いしないと方針を決めたようです」(民放関係者談)

 嵐でまさに荒稼ぎをしたところで、来年以降に後輩グループが失速するようでは元も子もないと思うのだが……。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2020/11/21 08:00
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