ジャニーズの公演は再び中止!? 新型コロナ、都内で感染者500人超でエンタメ業界に暗雲
#ジャニーズ #新型コロナウイルス
19日、都内の新型コロナウイルス新規感染者が534人にものぼり、過去最多となった。さらに、千葉、北海道、愛知、兵庫、山口、和歌山でも過去最多の人数を記録しており、いよいよ“第三波”がきている。
そこで頭を抱えているのがエンタメ業界だ。ライブハウスや劇場はいまだに席数を減らすなど、コロナ感染拡大防止対策をとり、恐る恐る興行を行なっている状況だが、このまま感染者数が増え続ければ再び「自粛」を余儀なくされるかもしれない。
「11月3日にTHE YELLOW MONKEYが東京ドーム公演を行ないましたが、2週間が経過しても感染者が出たという報告はされていない。これは業界的にもすごく励みになる事実。正直、これ以上ライブの中止を強いられると事務所として立ち行かなくなる。来年以降はなにがなんでもライブ興行を行なって、自粛期間のビハインドを取り戻したいんです」(中堅芸能事務所デスク)
しかし感染者は増加傾向にある。一方で国から具体的な対策案や保証案は出ておらず、「このまま突っ走るしかない」(中堅芸能事務所デスク談)というムードが漂っているというが、これに危機感を募らせているのがジャニーズだという。レコード会社関係者の話。
「ジャニーズは12月にA.B.C-ZのコンサートとKing&Princeの舞台を控えています。キンプリの舞台は、当初席数50%程度で開催予定でしたが、コロナが落ち着いてきたということで急遽席数を増やしたといいます。しかし、ここにきて急激に感染拡大が広がっていますし、判断を誤ればクラスター発生を引き起こす可能性もある。ジャニーズは全社をあげて医療機関へのサポートを行なっている手前、クラスターを発生させるのはかなりまずい。慎重に判断せざるを得ないので、場合によっては公演中止の可能性も出てきました」(大手芸能事務所関係者)
仮にジャニーズが公演を断念すれば、エンタメ業界全体も自粛の流れになっていくのではないかという。
「ジャニーズやLDHなど、大型公演を主宰する事務所が業界全体の指標になっている。ジャニーズができないと判断するのなら、右に習えで公演の自粛をする事務所は増えるでしょう。しかし、ジャニーズは資金力があるからいいが、多くの事務所やレコード会社はいよいよ本当に経営が危うくなる」(前出・中堅芸能事務所デスク)
医療機関が逼迫しつつあるという報道もある中、各社が難しい選択を迫られているようだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事