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IZ*ONEにも不正発覚! 韓国オーディション番組“票操作”に実刑判決も「視聴者投票だけじゃ成立しない」のホンネ

IZ*ONEにも不正発覚! 韓国オーディション番組票操作に実刑判決も「視聴者投票だけじゃ成立しない」のホンネの画像1
IZ*ONE公式サイトより

 韓国で大ブームを巻き起こしているオーディション番組『Produce 101』シリーズ(以下、プデュ)。視聴者が“国民プロデューサー”となり、多くのアイドル候補生から投票でデビューするメンバーを選ぶという趣旨だが、これまでI.O.IやWanna One、日本でも人気のIZ*ONEといったアイドルグループを輩出した。

 しかし、この番組をめぐり裁判沙汰が起きている。きっかけは、シーズン4に当たる「PRODUCE X 101」での投票操作疑惑だ。最終投票の結果について、怪しい点が多々あると視聴者から指摘され一気に炎上、韓国の放送審議委員会に対して苦情が殺到した。その後、警察まで動き出す事態に発展し、ソウル中央地裁はプロデューサー等2人の制作陣に対して逮捕状を出したのだった。

 得票数を操作した疑いで裁判にかけられた2人は一審で有罪判決。そしてこのほど二審でも実刑判決が言い渡された。

「裁判が進む中でどういう不正があったのか、被害者の名前なども公表されました。IZ*ONEを生んだ『PRODUCE 48』でも制作サイドが投票を操作していたことが発覚し、本来だったら投票数が多くメンバーに入れるはずだった人物が落とされていたことが明るみになった。これを受け、韓国国内ではIZ*ONEの活動をすぐに休止するべきだという声も出ている。日本のレコード会社であるユニバーサルミュージックは事態を把握しているが、当面は静観するようです。ただ、韓国での活動休止要求がエスカレートするようであれば、悪いほうに転がる可能性もなくはない」(レコード会社関係者)

 プデュシリーズには韓国中の芸能事務所が携わっており、番組プロデューサーらスタッフはそうした事務所から「自社のタレントに有利になるよう」接待攻勢なども受けていたといい、その影響は計り知れない。

 しかし、日本のレコード会社は韓国のこの騒動に「正直、考えられない」と困惑の色を見せる。

「こんなことで実刑が出てたんじゃ、日本の芸能関係者は犯罪者だらけになりますよ(苦笑)。日本でもオーディション番組はありますし、番組にはなっていなくても日夜さまざまなオーディションが行われていますが、100%純粋に選ぶというのは本当に稀なことだと思う。僕も何回かアーティストのオーディションに立ち合ったことがあるけど、中にはすでにデビューが決まっている子のためにわざわざオーディションをひらくという出来レースもあった。つまり、“オーディションで優勝した”という箔付けをするためだけに参加者を集めたりしてるわけです」

 さらに、プデュについては最初から無理のあるコンセプトだったのではないかと指摘する。

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