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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『この恋あたためますか』中村倫也が豹変!?

中村倫也『この恋あたためますか』カメレオン俳優の本領発揮? 優しいイケメン社長から一変…

この恋あたためますか』公式サイトより

 森七菜×中村倫也この恋あたためますか』(TBS系)の第5話が11月17日夜10時から放送される。ドラマは前半戦が終わり、いよいよ折り返しとなる。どのような展開になるのか、今夜の見所とともに紹介する。

 出張帰りに樹木(森七菜)を家まで送った新谷(仲野太賀)が、想いを抑えきれず、樹木に不意打ちのキスをする、という衝撃のラストで幕切れだった第4話。第5話はそれぞれの恋心が加速し、物語も大きな局面を迎える展開となりそうだ。

 新谷からの突然のキスに戸惑う樹木は友達の話として、里保(石橋静河)らに恋の相談をする。その恋バナの流れから、樹木は里保が浅羽(中村倫也)との復縁を望んでいることを知ってしまう。第4話では2人の過去を知り、自分の浅羽への恋心を自覚するも、スマホから浅羽の画像を消去することで自分の想いを忘れようとしていたが、里保の気持ちを知って動揺してしまう樹木。

 そんな複雑な想いを抱えたまま、樹木は浅羽と2人で雑誌とテレビからの取材を受けることに。予告では「遠いよね~、社長と社員って」とぼやく樹木の声に重なって、取材中に少し離れて立つ樹木を浅羽がぐっと近くに引き寄せるシーンも。

 そして、ここまではさんざん損な役回りに甘んじてきた新谷が積極的に動き出し、樹木をデートに誘う。遊園地デートをする樹木と新谷。そして新谷は「樹木ちゃんの特別になりたい」と今まで秘めてきた想いをついに樹木に打ちあける。

 一方、浅羽と里保の関係も進む様子だ。予告では、2人仲良くデートをし、夜景をバックに抱き合い、クリスマスの約束をするシーンが流れていた。これは回想ではなく、よりを戻したということなのか? おそらく、最終回はクリスマスのシーン、里保が重きを置くクリスマスという布石にも注目だ。

 だがこのまま樹木と新谷、浅羽と里保がくっつけば何の問題もなく、物語は終わってしまう。物語の後半戦では樹木と浅羽の関係がもっと近づいてくるはずだ。これまで浅羽は、樹木には笑顔を見せて何かと気に掛けてはいるが、恋心を抱くまでには至っていないようだ。距離が遠いと嘆いている樹木を浅羽が引き寄せたシーンが、今後の浅羽の行動を表しているのかもしれない。樹木と浅羽との胸キュンシーンがもっと見たいと願う視聴者も多いことだろう。

 また、ここにきてやや暴走気味の新谷。前回の突然のキスにはネットでも「太賀の不意打ちキスにドキドキが止まらない」と新谷を応援する意見から、「好きでもない男からいきなりキスされるのは無理。犯罪でしょ」と言った意見まで、賛否両論であった。これまで好感度が高かった新谷だけに、樹木の心も視聴者の心も、そのキスで遠ざける結果にならなければ良いのだが……。フライングキスからの巻き返しに期待したい。

 そして、夢も恋も仕事も壊れる瞬間が訪れるという第5話。創業者一族に取り入ろうとしているのではと言われていた浅羽の裏の顔がついに露呈するのか? これまではクールなイケメン社長が見せる優しさに視聴者からは黄色い声が多く挙がっていた浅羽。多様な役を演じ分け、“カメレオン俳優”とも呼ばれている中村倫也が本領を発揮する回となりそうな予感がする。

■番組情報
火曜ドラマ『この恋あたためますか』
TBS系/毎週火曜日22時~
出演:森七菜、中村倫也、仲野太賀、石橋静河、佐野ひなこ、利重剛、市川実日子、山本耕史 ほか
脚本:神森万里江、青塚美穂
演出:岡本伸吾、坪井敏雄、大内舞子
プロデュース:中井芳彦、黎 景怡
音楽:木村秀彬
主題歌:SEKAI NO OWARI 「silent」
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/koiata_tbs/

早乙女りこ(ライター)

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

さおとめりこ

最終更新:2020/11/17 17:30
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