オリックス「田口監督」がいつまでも誕生しない怪…また最下位で事実上の降格
2020/11/16 22:00
#プロ野球 #オリックス #メジャーリーグ
今シーズンもパ・リーグ最下位に終わったプロ野球、オリックス。シーズン途中、西村徳文監督が事実上の解任となり、2軍監督だった中島聡代行を正式に監督に昇格させるが、いつまでたっても1995年、1996年の連続優勝、日本一の中心メンバーだった田口荘氏がトップに立つチャンスが回ってこない。
今シーズンは1軍野手総合兼打撃コーチを務めていた田口氏だが、来年は1軍外野守備走塁コーチに配置転換されることが濃厚。攻撃面には前広島2軍監督の水本勝己氏、同じく元広島選手の梵英心氏が作戦コーチ、打撃コーチでそれぞれ入閣予定だという。
プロ野球OBは「打撃部門が不振だったことがチーム低迷につながり、田口氏の異動は事実上の降格同然。だけど、近年はずっとユニホームを着続けており、球団首脳は田口監督誕生を待ち望んでいる。ところがいつまで経っても実現しないのが不思議でならない」と首をかしげている。
オリックスでは日本一、米大リーグではワールドシリーズ制覇に貢献、その後再びオリックスに復帰した“生え抜き”を大事にして指揮官に据えたい気持ちは痛いほどわかるが…。
別の球界関係者は「体調面に不安があるという話もあるが、年次的にはもう、監督業をやらないといけない。本人はもちろん、球団としても覚悟を決めないといけないと思う」と話す。
もっとも、本来は日米球界のレジェンド で同球団出身の、イチローが監督就任となれば丸く収まるのだろうが……。
最終更新:2020/11/16 22:00
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