YouTuberは“平場のトークに弱い”? 丸山礼『ANN0』パーソナリティー抜擢の不安要素
#お笑い #芸人 #YouTube #フィッシャーズ #水溜りボンド #丸山礼
ものまねタレントで人気YouTuberの丸山礼が、『オールナイトニッポン0(zero)』のパーソナリティーを務めると発表された。ものまねもさることながら、丸山の主戦場はYouTube。『丸山礼チャンネル』の登録者数は84万人を超え、動画の総再生回数は1億回にものぼっている。
「丸山はワタナベコメディスクールで首席をとり、16年にワタナベエンターテインメントに所属になりました。その時点ですでにYouTubeを初めており、“会社の先輩”や“韓国のYouTuber”など、ニッチなものまねを披露していました。その後、ASMRや大食いなどYouTubeのトレンドをいち早く取り入れた動画をあげ続け、登録者数を増やしていきました。なので“タレント”というより、“芸能事務所に所属するYouTuber”というほうが近い気がします」(バラエティ番組構成作家)
YouTuberからテレビタレントに進出する例は近年増えており、ヒカキンや水溜りボンド、フィッシャーズ、ヴァンゆんなどは現在バラエティ番組などでもよく見る面々だ。しかし、その評価はまちまちな様子。テレビ局関係者はこう語る。
「やっぱりYouTuberは平場でのトーク力がちょっと弱い。“芸人じゃないんだから”と言われればそれまでですが、例えば水溜りボンドはもともと芸人ですけど、喋りがイマイチ。彼らは、それこそ『ANN0』のレギュラーパーソナリティーですが、期待はずれだったという声は多い。別の曜日には霜降り明星やファーストサマーウイカ、Creepy Nutsなど“しゃべり”にめっぽう強い面々が並んでいるので、余計に水溜りボンドのつまらなさが際立ってしまっています。フィッシャーズやヒカキンも、テレビで見ると語彙力の乏しさが目につきます。正直、タレントとして残りそうなのは、かわいくて喋りも達者なヴァンゆんのゆんさんくらいかなと思う」(テレビ局関係者)
“YouTuberは平場でのトークが弱い”そんな懸念事項を丸山は覆すことができるのだろうか?
「丸山もネタ番組などに出演していますが、正直YouTubeで見たほうが面白いと言う人は多い(苦笑)。自分で企画を考えて編集もやるYouTubeは、究極の自己プロデュースの場だと思うんです。そこでヒットする人は稀有な才能を持っていると思うけど、一方でテレビやラジオは現場の舵は主に演出やディレクターに任されているわけで、タレントは素材。つまり“他者プロデュース”とも言えるんですね。だから、必ずしもYouTuberが力を発揮できるとは限らない。テレビでのフリートークが少々弱い丸山ですが、ラジオは話術を鍛える場になるかもしれないですね」(構成作家)
YouTubeもテレビ・ラジオもイケる二刀流タレントの素質はありそうな丸山。『ANN0』での“バズり”に期待したいところだ。
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