ゆりやん36キロ減、ゆいPは30キロ減…ぽっちゃり女性芸人“ダイエット売り”の深い理由
#お笑い #渡辺直美 #おかずクラブ #ゆりやんレトリィバァ #ガンバレルーヤ #ダイエット #3時のヒロイン #ぼる塾 #第7世代
女性芸人たちのダイエットは渡辺直美への敗北宣言なのか?
このところ女性芸人のダイエットネタが芸能ニュースを湧かせている。ゆりやんレトリィバァは36キロのダイエットに成功。最近ではインスタグラムに自撮り写真をあげるだけで「痩せてかわいくなった」と芸能ニュースとして取り上げられるようになった。
さらにお笑いコンビ・おかずクラブのゆいPも30キロのダイエットに成功したと報告。「衣装のベルトが締まった」「デニムのワンピースを披露した」と逐一ニュースになっている。なぜ、ぽっちゃり女性芸人たちにダイエットの波がきているのか。広告代理店関係者はこう語る。
「端的に言えば芸能人のダイエットは金になるんですよ。痩せた芸能人には、一時的にですが健康食品やジム、スポーツ系の仕事が山ほど舞い込むんです。ちょっと前だと、元AKB48の西野未姫やライザップで痩せた菊地亜美と佐藤仁美なども、ダイエットバブルでイベント出演やサプリの広告などの仕事が増えました。しかし、最近はライザップのCMをやりすぎた影響か、もともと綺麗なタレントさんが少し痩せたくらいではインパクトがなくなってきた感があります。
そこで人気になってきたのが“重量級”の女性芸人たち。彼女たちは“痩せしろ”が大きいので、ちょっと頑張れば10キロ20キロと痩せられるためインパクトが大きいんです。痩せればイベントや広告のオファーが舞い込むだけでなく、ダイエット本の出版なんかにも繋がるから仕事に広がりができる。私の観測範囲だと、ゆりやんさんは特に痩せたことでかなり仕事が増えたはずです」
確かにゆりやんはスマートフォン「Galaxy A51 5G “4cm美”モデル」に就任したり、ダイエット本に帯コメントを寄せたり、雑誌でダイエットについてのインタビューを受けたりと、“お笑い以外の仕事”が激増している。
さらに芸能事務所関係者は、第7世代の存在も影響しているのではないかと指摘する。
「女性芸人の“ぽっちゃりキャラ”は完全に渋滞気味。ガンバレルーヤに3時のヒロイン、ぼる塾と人気の第7世代は軒並み重量級です。おかずクラブなんかは完全に若手に押されて番組出演機会を減らしているので、ここらで別の戦略を考えていかなければならない時期に差し掛かってるのかもしれませんね。
また、ぽっちゃり女性芸人の頂点に君臨するのはやはり渡辺直美です。彼女は体重もトップクラスですし、あの体型を生かしたファッションと表現で海外にまで進出している。ゆりやんも海外志向が強くオシャレが好きで、アパレルブランドとコラボしたりファッション誌に出たりしてるんですが、どうしても“渡辺直美の二番煎じ”感が拭えなかった。渡辺と差別化をはかるためには、ダイエットという道しかなかったのかも」(中堅芸能事務所関係者)
同じぽっちゃり女性芸人として渡辺直美という巨大な壁を越えるのはなかなか困難なことだろう。ならば痩せて“脱ぽっちゃり”に舵をきったほうが、パイを奪い合わずに済むということか。さまざまな思惑が渦巻くダイエット芸能人たちの奮闘に、今後も注目していきたい。
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