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三浦瑠麗、『アナザースカイ』出演で透けて見えた野心 “第二の小池百合子”への道

三浦瑠麗、『アナザースカイ』出演で透けて見えた野心 第二の小池百合子への道の画像1
『アナザースカイⅡ』公式サイトより

「そんなないですよ、意外とないものですよ。来てほしくもないし」

 11月6日放送の『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)に出演した国際政治学者の三浦瑠麗氏は、MCの今田耕司から「政党から誘われるでしょ?」と聞かれて、そう応じた。

 同番組は、ゲストがゆかりの場所を訪ね、ロケの映像と共に自身の半生を振り返る構成。

「映像が美しく、ゲストがかっこよくクローズアップされるので、多くの著名人が出演を希望しています。いわば”勝ち組系”番組。これに出演したということは、三浦氏がテレビ界で地位を確立したということでしょう」と語るのは、民放ディレクター。

 三浦氏は東京大農学部卒業後、著名な国際政治学者・藤原帰一東大教授の門下生になった。「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)の常連となってからは、その美貌と、鋭い語り口にテレビが放っておくわけがなく、メディアに引っ張りだことなっている。

 ついにはAmazonプライム・ビデオのCMに起用されるまでになったが、過去に「戦争したくないならお年寄りと女性に徴兵制を導入すべき」と語ったことを問題視するネット民から、Amazonの解約・不買運動が勃発。CMは1ヵ月もたたないうちに削除されている。

 ただ最近も『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演するなど、まだまだ需要はあるようだ。良くも悪くもメディアの寵児となった三浦氏だが、冒頭の発言に反応したのは自民党関係者だ。

「三浦氏は高村正彦・自民党副総裁(当時)と共著を出したり、菅新政権で成長戦略会議有識者メンバーに入るなど、権力志向が強い。当然、自民党も政治家へのオファーをしたことがありますが、首を縦に振らなかった。狙うのは単なる一国会議員ではなく、大臣クラスということでは」

 最も秋波を送っていたのは、日本維新の会。くしくも放送日は、大阪都構想住民投票が否決された直後のことだ。

「維新創業者の橋下徹・元大阪市長とは、共著を出すなど交流がある。維新幹部も頻繁に三浦氏を食事に誘って、政界入りを何度も打診しました。『アナザースカイ』の収録は住民投票より前でしょうけど、『来てほしくない』とまでコメントしたのは、維新と一線を画したいとの宣言に思えます」(テレビ局記者)

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