ソフトバンク・内川聖一の「花道」を潰した工藤監督をデーブ大久保が許せなかったワケ
#プロ野球 #ソフトバンク #内川聖一
偉大なプロ野球選手の花道をなぜ作ってやれなかったのか?
ソフトバンク・内川聖一内野手の退団が正式に発表された。今季は一軍出場ゼロに終わった内川は、11月1日に工藤公康監督に二軍の最終戦が終わったことを報告。工藤監督は新天地での活躍を祈ったという。
しかし、スポーツ紙記者は、「両者の関係は冷え込んでいた」と言って舞台裏をこう明かす。
「工藤監督の内川に対する塩漬けは徹底していました。夏場にはバレンティンが、10月にはデスパイネが故障したものの、頑として内川を昇格させず、『二軍からの推薦がなかった』『みんなで話をしてきた』と言い訳ばかり。内川は番記者たちを相手に堂々と采配批判をしていて、それが工藤監督の耳に入り、関係が悪化したのは記者たちの間では皆が知るところです」
そんな工藤監督を猛列に批判したのがデーブ大久保だ。自身のYouTubeチャンネルにて、裏話を交えて苦言を呈している。
大久保は、渡辺久信監督の元で西武の編成部にいた際、横浜をクビになった工藤に花道を飾らせたいという渡辺監督の意向を受け、自宅に出向いて交渉したという。
「当時の西武はFA選手の出戻りはご法度でしたが、大久保は渡辺監督の熱い思いを工藤にぶつけて、西武入りを確約させました。ところがその後、工藤は音信不通に。大久保がストーカーのように電話しまくった末、ようやく捕まったと思いきや、工藤は楽天からの好条件に揺れていたそう。それに大久保は怒髪天となったものの、渡辺監督を交えて焼肉店で会食をセッティング。そこで渡辺監督は大久保が提示していたより1000万円上積みした金額を提示。かつてのチームメイトで功労者の工藤に報いたいという渡辺監督の人間力を目にした大久保はその場で号泣したといいます。その花道があったからこそ、工藤の現在の名監督の地位があることを力説していました。そうしたドラマを作ろうとせず、冷たく内川を他球団に放出しようとした工藤監督の姿勢に、大久保は大いに異論があったようです」(スポーツライター)
内川の移籍先にはロッテも浮上しているといい、来季は「遺恨ドラマ」が見られるかもしれない。
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