新型MacbookとAir電池が長持ちする! 外観からはわからないApple Silicon(M1)のメリット
#Apple
iOS用アプリも使用可能に
M1チップ採用による今回の最大のトピックは、iOS用アプリが新Macbookシリーズで動作するという点だ。これまでスマホやタブレットで使い慣れたアプリがPC上でも使えるようになると使い勝手にいい意味で影響が大きいだろう。
これらのアプリはMacApp Store上で配信される予定だが、気になる点もある。一部報道によると、Googleなどの一部のアプリ開発元はMacApp Storeでのアプリ配信をしない方針を示しているようで、これが事実ならGoogleマップなど使用頻度の高いアプリは使えないということになる。また、ゲームアプリも利用できないのではという情報も出ているので、今後のニュースにも注目していきたい。
ノートPCとして一番期待できそうなのが、バッテリーの持ちがよくなるという点だ。M1チップの売りの1つに低消費電力が挙げられるが、これによってより長時間のバッテリー駆動が可能となり、発熱も抑えられる。
発熱といえば、ノートパソコンで重い処理を始めると本体が熱を帯びて、内蔵ファンが全開になって不快な音を耳にした経験があると思う。このファンノイズは、最近流行りの生配信をしているときに意図せずマイクからノイズを拾ってしまうことにも。
この点、新型Macbook Airはファンレス設計なので問題ないし、新型Macbook Proの場合は「指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ」という強化されたマイクが内蔵されるため、地味に効いてくる効果といえよう。
バッテリーの持ちが良くなると、ACアダプターを持ち歩かなくていいというメリットも。ノートパソコンはその重量がかなり重要視されるが、一緒に持ち歩くとなるとACアダプターの重量も意外と無視できない。コワーキングスペースなどでの業務も浸透してきている現在、ACアダプターなしで外での作業も長時間できるのは大きなメリットだろう。
なお、公式発表のバッテリー駆動時間は、Airが最大18時間(動画再生時)、Proが最大20時間(動画再生時)となっている。以上のことから、低消費電力であることは使用感に大きく影響が出る重要なファクターであることは理解できると思う。
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