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ニューヨーク、YouTubeで公開したドキュメンタリー作品が高評価! NSCで結成された謎の団体「エレパレ」に迫る

ニューヨーク、YouTubeで公開したドキュメンタリー作品が高評価! NSCで結成された謎の団体「エレパレ」に迫るの画像1
『ザ・エレクトリカルパレーズ』(ニューヨーク Official Channel)

 お笑いコンビ・ニューヨークの公式YouTubeチャンネルで公開された、『ザ・エレクトリカルパレーズ』という2時間を超えるドキュメンタリー作品が、密かに話題となっている。

 この作品は、吉本興業の養成所NSC東京17期(2011月4月入学)在学中の生徒たちが結成したグループ「ザ・エレクトリカルパレーズ」(通称エレパレ)の実態に迫るというものだ。

 当時のNSCには、1年で400~500人ほどの入学者がいたというが、そのなかの数組の生徒たちで結成されたのが、「ザ・エレクトリカルパレーズ」という団体。自作の“エレパレTシャツ”を着て授業を受け、授業の際には積極的に挙手をし、自分たちのオリジナルソングを作る。そんなエレパレは、いつしかNSC内で目立つ存在となっていった──。

 いわば“大学生のサークルノリ”を楽しんでいたエレパレは、同期の女性芸人たちとの交際を楽しんでいたこともあり、ほかの生徒や先輩から“芸人としてあるまじき集団”と見なされることになる。エレパレの2年先輩であるニューヨークもまた、そんなエレパレに好奇の視線を送っていた側の芸人であり、“果たしてエレパレとは何だったのか”という問題を検証するため、今回のドキュメンタリー制作に至ったようだ。

 エレパレのメンバーだった芸人や関係者、さらには昨年の『M-1グランプリ』で決勝に進出したオズワルド、YouTuberとして活躍するガーリィレコードチャンネル、空気階段・鈴木もぐらなど、同期芸人たちの証言により、エレパレの全貌が浮き彫りになっていく。

 “養成所”という世間からは閉ざされた場所で起きた出来事に迫る『ザ・エレクトリカルパレーズ』だが、多くの視聴者の心にしっかりと刺さっているようだ。

「クラスではしゃいでいるエレパレ、その集団の中にいながら実は冷めていた人、その集団にすり寄る人、それらをバカにする同級生……など、学校内におけるあらゆる人達の心の奥底があぶり出されていくような作品になっているんです。

 芸人を夢見てNSCに入ってきたピュアな若者たちを通して、さまざまな“学校あるある”が見事に呼び起こされている。学校生活を経験したほとんどの人が、懐かしさや切なさを感じることができるドキュメンタリーになっています。かなり評判が良くて、今後色々なメディアに取り上げられる可能性も高そう。ニューヨークのYouTubeは業界でも評判でしたが、今回は特にいい仕事をしましたね」(お笑い事務所関係者)

 今年の『M-1グランプリ』でも、優勝候補の一角に名前が挙げられているニューヨーク。この『ザ・エレクトリカルパレーズ』は、のぼり調子の彼らにとっても、重要な作品になりそうだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/11/11 18:06
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