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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 山P退所、不可解な“10日間”のタイムラグ

山下智久、退所事後報告はジャニーズの怠慢? 不可解な“10日間”のタイムラグ

 10日、「文春オンライン」が突如報じた山下智久のジャニーズ事務所退所の報に、世間は騒ついた。通常、事務所を辞める発表は事前に公式サイトなどで行われるものだが、「文春オンライン」のスクープから数時間後、ようやくジャニーズ事務所は公式サイトで山下の退所を報告した。

「このところ退所が続いているジャニーズのタレントですが、不祥事が理由でない限り最低でも1カ月前には公式に発表しています。“実は退所してました”なんていうのは、ジャニーズJr.が辞めたときくらいで、デビュー組ではあり得ない(苦笑)。しかも文春がスッパ抜いたから慌てて発表した感が拭えません。ジャニーズ社内も相当バタついているんじゃないでしょうか」(芸能記者)

 さらにファンからは事務所の怠慢を疑う声が噴出している。というのも、山下のファンクラブに入会している一部のファン宛てには、11月1日付けで「ファンクラブ更新案内」のメールが届いていたというのだ。しかし、ジャニーズの発表では「10月31日をもちまして退所いたしました」とある。つまり、退所しているはずのタレントのファンクラブ案内がファンの元に届いていたということだ。

 さらに11日現在、公式サイトでは山下のファンクラブにいまだ入会できる状態になっているのも不思議である。

11日現在、まだ入会できる状態になっている山下のファンクラブ

「ジャニーズのファンクラブは“ジャニーズファミリークラブ”という専門の部署が運営しています。山下の退所について、ファミリークラブは知らされていなかったということでしょう。ジャニーズだけにかかわらず、タレントが事務所を辞める際にはクライアントや仕事の調整だけでなく、ファンクラブなどもしっかり準備するものです。もしかしたら、ジャニーズはこうした準備が間に合わず、山下の退所をいつまでも発表できなかったのかも。これではファンから事務所の怠慢だと批判が出ても仕方がない」(中堅芸能事務所関係者)

 一方で、ジャニーズが発表できなかったのには別の理由があるのではないかという声もある。

「当初、3月退所で調整しているという話は、記者界隈でも噂されていました。ジャニーズとしても、3月まで猶予があれば慌てることなくファンクラブの整理や発表の準備もできたでしょう。しかし、この急展開はもしかしたら手越祐也が退所した時と同様に、山下サイドが弁護士を立てた可能性も考えられます。山下としてはさっさと辞めたい思惑があったんでしょうし、ファンクラブ運営なんか知ったこっちゃないでしょうから、弁護士を立ててジャニーズに交渉の余地を持たせずにスピーディーに動いたということなのかも。しかし、山下や上層部はそれでいいかもしれませんが、ファンクラブを管理する人間からしてみれば迷惑な話です。そこは同情してしまいますね」(前出・芸能記者)

 組織が大きいほどに、下の人間は振り回されるはめになるのはよくある話。安月給とも噂されるジャニーズの末端社員、その苦労は尽きないようだ。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/11/11 10:00
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