トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 堂本光一、舞台演出にファン不安視

キンプリ岸と神宮寺ダブル主演『DREAM BOYS』今年はガッツリ堂本光一が演出!「ジャニーさんの良さがなくなる」の声も

光一の提案に困惑するキンプリ

 多くのジャニー演出舞台では、1幕が芝居、2幕に歌をメインにしたショータイムが用意されている。『ドリボ』も例外ではなく、敵対していがみ合う演技をした主演とジャニーズJr.たちが、ショータイムで仲良くアイコンタクトをとりながら踊り歌う姿は、ファンが楽しみにしてきた要素だ。だが、自身のステージでもジャニーズ事務所に所属しながら、女性ダンサーを起用するなどジャニーズっぽくない演出を施してきた光一らしい、ドライな演出案を提示したのだ。

 これには周りのスタッフも「ファンサービスとしてやっておかなければ……」と苦笑い。しかし、光一は「ジャニーさんはそんなこと言わないと思う。本編が良ければショータイムなんていらないんだよって言われたことあるもん」と一言。

 どうやら、光一とジャニーも過去にショータイムの有無について話し合ったことがあるようだ。ジャニーズらしくない演出をしてきたと思われる光一だったが、やはり根底にはジャニーの考えが根付いているということだろうか。

 ショータイムをやるかやらないか悩む岸と神宮寺の様子に光一は「そこ悩むの偉いね」「ファン思いだね」とニンマリ。もしかして、若い2人を試しているのか!? とも思えるシーンだったが、結局岸と神宮寺がくだした決断はショータイムをやるというもの。古き良き“ジャニーズらしい舞台”を作ることを選んだのだろう。デビュー1年目の彼ららしい決断だった。

 そして2020年版は堂本光一が演出に就任すると発表された。コロナ対策として、1幕と2幕の間の休憩時間をなくすとも明記されている。昨年は「演技指導」としての参加だったが、今年は正式に演出家になった光一。『SHOCK』同様に台本を削り、話を簡素化するだけでなく、いよいよショータイムをなくす可能性もある。

 一部のファンからは「1幕と2幕の間、岸君が謎に赤い布を引っ張って奈落に落ちる演出が好きだったのに! あれがなくなるの?」「ショータイムがなくなったらいやだ!」と不安の声も上がっているが、果たしてどのような演出になるのか。

 光一演出の新生『ドリボ』がどう転がるか、初日の観客の声が楽しみだ。

岩﨑対象(芸能ライター)

ジャニーズJr.の現場に通う兼業ライター。帝国劇場にある猪熊弦一郎のステンドグラスを愛している。

いわさきたいしょう

最終更新:2021/11/29 19:59
12
ページ上部へ戻る

配給映画