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日刊サイゾー トップ  > 東武東上線の“地味駅”が意外な高騰?
東京、これから買える街? Vol.2

東武東上線の地味な駅が意外な狙い目!? 絶妙な住みやすさと再開発で地価も高騰か (上板橋編)

2.どのように上板橋駅南口の再開発が行われるのか?

 

2-1.駅前地域をA~Cの3つの街区に区切り、開発を予定

東武東上線の地味な駅が意外な狙い目!?  絶妙な住みやすさと再開発で地価も高騰か上板橋編)の画像2
参照:公益社団法人 全国市街地再開発協会

 

 具体的には、自転車駐輪場を中心に東、西、中街区及び南街区を作り、川越街道までの区道を幅員16mまで拡幅し、緊急車両を含め、車の出入りを容易にするようです。各街区には商業、住居、駐車場が完備され、駅前タワーマンションが建つなど、イメージとしては先に再開発が行われたJR常磐線『金町』駅(※)のようなイメージかもしれません。なお、途中発表されたものを見ると、事業協力者は大成建設、参加組合員予定者は住友不動産、コンサルタントはURリンケージとなっており、現状からは想像できない、かなり大規模な開発が期待できそうです。

(※金町駅は産・学・官・民一体で実現した駅前複合再開発で、駅徒歩1分のところに地下1階地上21階建、総戸数190戸のタワーレジデンス「プラウドタワー金町」が野村不動産によって建てられています)

2-2.現在の状況をヒアリングしてみると

 次に、実際に板橋区の都市整備部にもヒアリングを掛けてみました。

『当初平成16年の計画決定以後、反対や話がまとまらない事もあったものの、当時より意見がまとまりつつあり、街づくりを行い、エリアを良くしていこうという機運は高まっている。』

 なお、第一種市街地再開発事業で権利変換方式での市街地再開発事業だから、第二種と比べて、開発実行の確度が低いわけではなく、単にこれまで方向性をまとめるのに時間が掛かっていたとのことでした。結果的に、当初の計画と比較して、組合設立のタイミングが2020年6月から2021年3月末予定に遅れてしまっただけとのことでした。

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