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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > V6井ノ原、渡瀬さん思い出し涙

V6・井ノ原快彦『A-Studio+』渡瀬恒彦さんとの交流を思い出して涙ぐむ

V6・井ノ原快彦

 V6・井ノ原快彦が11月6日放送の『A-Studio+』(TBS系)に出演。衝撃を受けたという渡瀬恒彦(享年72)さんとのドラマ現場について語った。

 井ノ原は、渡瀬さんが2006年から17年まで主演を務めていた『警視庁捜査一課9係』にseason1から出演。渡瀬さんが亡くなってからは、役柄を引き継いだまま『特捜9』(同)と改題し、井ノ原が主役を引き継いでいる。

 渡瀬さんの印象について「初対面が一番印象に残っている」と明かした井ノ原。『警視庁捜査一課9係』は、「ちゃんと顔合わせするようなドラマじゃなかった。ものすごくスピーディ。ものすごく罵声というか怒声が飛び交うような現場だった」と振り返り、当時は「なんじゃこりゃ」と衝撃を受けたという。

 さらに、渡瀬さんと井ノ原が初めて2人きりのシーンを演じる直前に、渡瀬さんが「俺、あそこのシーンこうやって変えるけど『お前だったらどうする?』」と聞いてきたため、「こうですかね?」と返答すると「よし、やろう!」とすぐに撮影がスタートした回顧。台本をもらってからずっと読み込んできた内容が渡瀬さんの一言でガラッと変わり、井ノ原は「こんな世界あるんだ」と衝撃を受けたと明かしつつ「育てていただいた」と語った。

 またMCの笑福亭鶴瓶からは、同じドラマ共演者の吹越満から聞いたエピソードも明かされた。

「渡瀬さんが亡くなる直前にお見舞いに行った吹越が、渡瀬さんに『(井ノ原にメールで)何か言う?』と聞いたところ、渡瀬さんは井ノ原に対して『愛してる』と言っておいてほしいとお願いしたそうです。渡瀬さんの伝言に対して、井ノ原がメールを返信すると、再び吹越が渡瀬さんにメッセージを伝えるなど、『警視庁捜査一課9係』チームはドラマを超えた深い絆で結ばれているようで、通夜の話になると少し目をうるませる場面もありました」(芸能ライター)

 そして井ノ原は改めて、「いや~、あんな人とはもう出会わないだろうなっていうくらい。深瀬さんはあんまり多くを語らない人だったので」と述懐。井ノ原が怒るシーンを演じたあと、渡瀬さんから「怒るにもいろんなパターンあるんだよな」「俺もずっと考え続けてるんだよ」「なんパターンか数えたことあるんだよね」と言われ、「そのなかの一つとしてすごく良かったよ」と声をかけてもらったことがあると、印象深そうに語っていた。

 12年続いた前シリーズに続き、『特捜9』も長く愛される作品として引き継ぐことが井ノ原の役者としての使命なのかもしれない。

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/11/09 07:00
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