テレ朝『帰れマンデー見っけ隊!!』半年ぶりにロケ再開も、“感染対策ゼロ”で番組内クラスター発生の可能性
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テレビ朝日系の人気バラエティ番組『帰れマンデー見っけ隊!!』がコロナ禍のなかで、半年ぶりにロケを再開したものの、新型コロナウイルスへの感染対策をしないままでの撮影に視聴者から不安視されているようだ。
同番組の主たる企画は、サンドウイッチマンの「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」とタカアンドトシの「海なし秘境でお寿司屋さんを探す旅!」の2つ。4月放送分までは、ロケを続けていたが、5月からは中断し、「名作スペシャル」として、実質的に過去オンエア分の再放送でお茶を濁していた。
それでも人気番組とあって、視聴率は2ケタに乗る回もあったが、ほかのほとんどのロケ番組が再開するなかで、視聴者の不満もうっ屈していたもよう。そんな中、10月26日放送分から、新作をオンエアしているが、あまりも無防備な撮影環境に不安の声が広がっている。
「ほかのロケ番組は、感染対策として、マスクかマウスシールドの着用を必須としています。着けない場合は、2メートルほどのソーシャルディスタンスを取っています。ところが、『帰れマンデー』では、飲食店などを訪ねるときのみマスクを着用。そのほかのシーンでは、マスクもマウスシールドも着けないどころか、ソーシャルディスタンスも取っていません。感染対策を施していない状態でのロケでは、出演者も不安でしょうし、視聴者にもいい印象を与えません」(テレビ誌記者)
同番組には、ドラマや映画の番宣のため、俳優・女優が出演するケースも少なくない。現実として、ロケ再開の回では、『七人の秘書』のPRのため、菜々緖が秘境旅に登場していた。
「マスクやマウスシールドを着用すれば、見栄えがよくないのは事実。ただ、コロナ禍でのロケでは必須です。出演者がロケ前にPCR検査をしたとしても、いつ感染するかわかりません。仮に出演者の誰かが撮影時に陽性だった場合、番組内クラスターが発生する可能性だってあります。それこそ俳優・女優に感染などさせてしまったら、本業に支障が出て大変です。テレ朝では『報道ステーション』の富川悠太アナや制作スタッフが感染した事例があるにもかかわらず、このコンプライアンス意識の欠如は問題では?」(芸能ライター)
このまま、感染対策を講じないまま、ロケを継続するようであれば、オファーがあっても断るタレント、役者が出てもおかしくないだろう。視聴者に「大丈夫なの?」と思わせているようだと、コロナ禍でロケをする資格はないのでは?
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