『チコちゃんに叱られる!』岡村隆史に「話したいけど話せないことはある?」シレっと聞くチコちゃん
#和田アキ子 #岡村隆史 #みやぞん #チコちゃんに叱られる!
ヤンキーの彼女に可愛い子が多い理由が判明…?
この日最後のテーマは「なんで男の子は“ワル”に憧れちゃうの?」という疑問だった。この問いには和田がうってつけである。
和田 「チコちゃんがもうちょっと大人になればわかると思うんだけど、感性っていうか、自分にできないこととかないものに憧れるときってあるんですよ」
チコちゃん 「それはわかりますよ、私でも。私でもその辺は少しわかりますけど」
和田 「チコちゃんすごいね、まだ5歳でしょ(笑)?」
チコちゃん 「5歳になってずっと経ってますから」
男の子は“ワル”に憧れ、乱暴な感じをカッコいいと思いがち。これは動物的本能を隠せていないからが理由だ。たとえば、“百獣の王”ライオンを想像してみるといい。彼らはお腹が空けば狩りをし、眠くなれば寝る。つまり、本能のままに生きている。しかし、私たち人間は本能のままに生きることは許されない。だから、本能のままに生きる人を見ると我々は“ワル”と捉えてしまうのだ。“ワル”が肩をいからせて歩くのは、動物からすると相手を威嚇し、自分の縄張りを大きくとるためにやっているのと同じだ。暴走族がスピードに憧れるのは、動物で言えば外敵から逃げる能力を見せびらかすため。ガンを飛ばす、メンチを切るなども動物的に言えば自分が優位に立つための本能的な行動だと言える。人間も動物である。だから本能のままに生きたいのは自然だし、心の中では「動物的本能のままに生きたい」とみんな思っている。だから、動物的本能を隠さずに生きる人、つまり“ワル”に対してみんな憧れを抱くのだ。
生き物としてまっすぐすぎる思いから、男の子はついつい“ワル”に憧れる。この憧れは、人類にとって重要な役割を担っている。「“ワル”に憧れる」は 「子孫を残す」と密接につながっているからだ。“ワル”に憧れた人は身なりや言動が変わっていき、集団の中で非常に目立つ。この「目立つ」が人間を含めた動物にとって非常に重要なのだ。動物はパートナーを見つけ、子孫を残すためにあの手この手を使って目立つための工夫をする。人間の場合、“ワル”になって目立つことがパートナーを見つけるための工夫の一つと考えられる。つまり、暴走族のファッションも子孫を残すためだし、リーゼントも子孫を残すため、ド派手なバイクも子孫を残すためである。
さらに、“ワル”に憧れて目立った行動をする男性の体には色々なホルモンが出てくる。人間は周囲から注目を浴びると脳の中で“興奮ホルモン”のアドレナリンと“幸せホルモン”のセロトニン、オキシトシンが分泌される。この3つのホルモンによって気持ちが奮い立ち、さらに自分自身にうっとりしてナルシストのような状態になるのだ。こうして自信に満ち溢れた男性を女性が見ると、男性から女性を引き付けるために最も重要な男性ホルモン「テストステロン」が分泌される。これこそ“モテホルモン”だ。テストステロンが出ると男性はさらに男らしさが増し、それを見た女性は「あぁ、いい子孫が残せそう」と本能的に感じてその男性を好きになる。ヤンキーの彼女に可愛い子が多いのは、これが理由か……!?
要するに、男の子たちは人間というより動物そのものの本能のプロセスに支配され、ついつい“ワル”に憧れてきた。このVTRを見たみやぞんが、最後にナイスコメントを残している。
「僕、35歳なんですけど、この髪型(リーゼント)は相当子孫残したいってことですか?」
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