『バイキング』企画でブーメラン！ 視聴者が一番腹たったことは「坂上忍の存在」「番組そのもの」？

　5日放送のフジテレビ『バイキングMORE』(月～金曜・前11時55分)内のコーナー『2時プロジェクト～気になっているのは私だけ?～』で「令和に入って一番腹が立ったことって何？」というテーマが特集された。

　女性が今知りたいこと、調べてほしいことを調査するこのコーナー。この日は街頭インタビューで「令和に入って一番腹が立ったこと」を訊ねたVTRが流れた。

“中学生にSNSで誹謗中傷された”“あおり運転された”“娘の結婚式に夫が海外から帰って来れなかった”など、さまざまなエピソードが紹介され、ツイッター上でも視聴者が思い思いに自分の腹がったったことを発表していたのだが、偶然にも“ある部分”で意見が一致している人が多数見受けられた。

　それは「坂上」「坂上忍の存在」「この番組」「バイキング」とMCの坂上忍(53)や番組自体を否定する意見だ。そもそも番組を見ているのだから、ネット上の悪ノリはあるのかもしれないが、なんとも悲しい結果となってしまった。

　VTRからスタジオに映像が戻ると、出演者がこのテーマで各々のエピソードを発表。フットボールアワー岩尾望(44)は以前同番組でSNSの誹謗中傷を扱った際、リモート出演だった為生放送のCM中に“岩尾”とエゴサーチした件を発表。「岩尾のコメントは小学生以下レベル」など、批判的なコメントがたくさん書かれていたと明かし「イライラもそうやし、ほんまげんなりしました。それ以降一切見てないですけど、放送中なんて絶対見ちゃダメです」と話した。

　このコーナーの進行役のフジテレビアナウンサー佐久間みなみ(22)が坂上に「若者に腹がたったって、ありましたか？」と話を振ると「若者っていうか直近だと中年の人で」と前置きをし「こういうコーナーで、腹が立ったことを聞かれるだろうなって予測して、一生懸命考えてる47歳のおじさんが隣にいて“このコーナーくらいおとなしくしとけよ”って思っちゃったな」とコメント。

　ちょうど隣に座っていたフジテレビアナウンサー伊藤利尋(48)は「あらら、誰だ？そいつ。探しときます」と最初はとぼけたのだが、「やめてよ！ 腹立った、今」と坂上に突っ込んだ所でこのコーナーは終了した。

　タレントの薬丸裕英(54)も「令和関係ないよね」と突っ込んだように、要はよくあるむかついた話を聞く街頭インタビューだったのだが、このテーマを選んでしまったばかりに、令和一番腹が立ったことに選ばれてしまった『バイキング』。くれぐれもエゴサーチはしない方が良いだろう。