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日刊サイゾー トップ > 社会  > 楽天モバイル「ZERO宣言」の中身徹底解説

楽天が驚異のZERO宣言をぶち上げ! 携帯料金のニューノーマルになるか?

eKYCでスマホで本人確認、即時開通

 次に、乗り換えの手間が煩雑であることを挙げた。具体的には乗り換え元と乗り換え先での手続きや携帯ショップでの待ち時間などだ。これを覆すための策が「eKYC」だ。日本初となるeKYCとは、簡単に言うと「AIを活用したスマホで完了できる本人確認」のこと。

 eKYCは、オンライン契約における本人確認をスマホだけで完結できるもので、同社が提供するアプリ経由で運転免許証と顔を撮影するだけでOK。サービス開始の11月9日時点では、運転免許証のみとなるが、今後はマイナンバーカードでの本人確認にも対応が予定されている(アプリの提供は、11月9日の開始時はAndroid版のみで、iOS版は11月30日からの予定)。

 このeKYCとeSIM(スマホ内蔵型SIM)を組み合わせることで、即日開通ができることも強調。eSIMは物理カードではないため、契約手続き後にSIMカードの到着を待つ必要がなく (通常、SIM配送は2~7日間かかる)、本人確認完了=開通となるというわけだ。


 eSIMに対応しているスマホはすでに市場に出回っており、代表的な機種だとGoogle Pixel 4以降、iPhone XR以降などは対応している。

 あまりに限定的な5Gエリアや都心部以外の楽天回線エリアの狭さなど、問題がまったくないわけでない楽天モバイルではあるが、今回の発表は現状のスマホ契約の問題点を解消しようとする意気込みが感じられる。1年間は無料でもあるため(先着300万回線限定)、この機会に導入するのも悪くないだろう。

最終更新:2020/11/06 10:00
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