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森田健作、芸能界復帰画策するも「『ミヤネ屋』での失態で需要なし」との厳しい声も

サンミュージック公式サイトより

 来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選。立候補者の擁立をめぐって様々な思惑が交錯するなか、いずれにしても確定的なのが、森田健作知事の不出馬だ。その森田知事、任期満了後は、政界を引退して芸能界復帰を目指していると噂されているが、テレビ関係者からは、早くもダメ出しする声が上がっている。

 「森田知事は、昨年の台風15号の対策が後手に回り、県民からの信頼が失墜。その頃から、政界引退・芸能界への復帰を目指して、BS局にキャスターとして売り込んでいるという情報が流れていました。実際、現在も老舗プロ『サンミュージックプロダクション』に所属していますからね。しかし、『ミヤネ屋』に生出演した際、コロナ対策に関する危機管理の甘さを露呈したことで、キャスターどころかコメンターとしても使えないことが明らかになってしまった」(情報番組制作会社プロデューサー)

 問題となったのは、GoToキャンペーンの是非が問われている渦中の7月15日に、森田知事が情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に生出演した時のこと。「今の経済を考えるならば、国の言っていること(編注:GoToキャンペーンの実施)も理解できる」として、「(千葉県民が)県外に出たって地域によっては来ないでくれ、PCR検査しろって言われるかもしれない。それだったら、千葉県は風光明媚で食もおいしいのだから、千葉県で今年は過ごそうじゃないか」とコメント。さらに、「県外から来る方には、もちろん千葉は万全を期してますと。どうぞあなたも万全を期して来てくださいと。そのかわり最高のおもてなしをします」と発言したのだ。

「あまりにもノー天気な発言を繰り返したことで、千葉県民だけでなく、視聴者からも大顰蹙を買っていました」(前同)

 もっとも、千葉県民の間では以前から森田知事の化けの皮はボロボロ剥がされていた。2009年、俳優活動などで得た知名度を活かして知事に初当選した森田知事だが、その直後からさまざまな“詐称”が明らかになってきていたのだ。

「選挙戦では、“完全無所属”をアピールして当選しましたが、立候補する前は自民党の東京衆院選挙区第2支部の支部長を務めていたことが発覚。あわせて、同支部で集めた資金が知事選に使われた疑惑も浮上しました。実は、森田知事は菅義偉首相とは昵懇の仲で、“隠れ自民党”だった。つまり、県民を欺いていたんです」(自民党元千葉県議)

 この件については、市民団体から公職選挙法(虚偽事項の公表)に違反するとして刑事告発されたこともあるが、“詐称”はそれだけではない。俳優時代から自らのセールスポイントとアピールしてきた剣道二段も、実は嘘だったことが明らかになっている。

 それでも、再選を経て、現在3期目を務める森田知事だが、昨年9月に発生した台風15号では、県内で大停電や建物の損壊などの大被害が発生したにもかかわらず、危機管理能力のなさを露呈。さらに「週刊文春」によって、台風上陸時に、県庁に登頂しなかったため初動が遅れただけでなく、公用車で別荘を訪れていたことが発覚。本人は「別荘ではなく自宅」と釈明したが、“県民より自宅の心配をして公務を放り出した”疑惑が強まり、県民からはリコールすべきという声も上がっていた。

「たとえ菅首相の応援で4選出馬しても、落選は目に見えています」(前同)

 引退後は、芸能界に復帰し、キャスターか、あるいは前宮崎県知事の東国原英夫のようにコメンテーターとして活躍したいと考えているようだという。実際、すでにBS局のキャスターに売り込んでいるという情報も流れている。

 もっとも、前出のプロデューサーは「『ミヤネ屋』に生出演して、視聴者から失笑を買った森田知事は、キャスターどころか、コメンテーターも務まりせんよ」と手厳しい。

 台風、新型コロナで危機管理能力の欠如を露呈した森田知事。政界を引退しても、芸能界に戻る場所を見つけるには困難を極めそうだ。

最終更新:2020/11/06 13:00
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