『共演NG』の“ウザイ”役が大当たり!? 名バイプレイヤー岡部たかしがブレイク前夜
#俳優 #ドラマ #共演NG
テレビ東京のドラマ『共演NG』が話題だ。 秋元康が企画・原作、大根仁が監督を務める本作は、芸能界で“業界NG”とされている俳優たちが起こすさまざまなトラブルを描いた、ラブコメディだ。
劇中の舞台も「テレビ東洋」(通称:テレ東)のため、メタ的な自虐ネタがあったり、提供バックには競合であるスポンサーのサントリーとKIRINを並べて“共演NG”とイジったり、思わず笑ってしまう小ネタが満載で、SNSを中心に盛り上がりを見せている。
主演の中井貴一と鈴木京香の熱演もさることながら、注目を集めているのがアクの強い脇役たちだ。中井演じる俳優・遠山英二が所属する事務所社長にはリリー・フランキー、鈴木演じる女優・大園瞳のマネージャーには大人計画の猫背椿、さらに里見浩太朗や斎藤工など、芸達者な面々が顔を揃えている。
そんな中、密かに注目を集めているのが、どうにもウザイ雰囲気を醸したドラマ演出家・池田匠を演じる岡部たかしだ。名前はまだ浸透していないかもしれないが、顔を見れば「見たことある!」と誰もが思う、次世代の名バイプレイヤー候補だ。
「岡部さんは劇団東京乾電池出身の俳優で、芸歴はもう20年以上になります。本当にひたすら端役だけを演じ続けてきましたが、17年あたりからテレビドラマの仕事がますます増えているようです。19年の『なつぞら』20年の『エール』と2年連続で朝ドラにも呼ばれていて、今年はすでに12本ものドラマに出演しています。最近では人気脚本家の坂元裕二さんにも重宝がられているようで、来年1月公開の坂元脚本映画『花束みたいな恋をした』でも面白い役を演じていますよ」(演劇系ライター)
10年以上前にはピンク映画などにも出演しており、また自身がたちあげた演劇ユニット「切実」では演出を務めるなど、役者として豊富な経験を積んでいる。
「ピンク映画出身でいうと、大杉漣さんを思い出しますが、岡部さんも間違いなく大杉さんクラスの名バイプレイヤーとして注目を集めていくはずです。岡部さんはなんといっても声が特徴的。いい声なんだけど、どことなく胡散臭いんですよね。だから“なんかウザイおじさん”を演じさせると、本当に右に出る者がいない。もちろん、普通の父親役や上司役もできますが、個人的には岡部さんが演じる“ウザイ人”が大好きです(笑)。なので、『共演NG』の少々クドい演出家役はハマりまくっていると思います」(同)
人気脚本家やNHKに引っ張りだこで、脇役界のニュースターともいえる岡部たかし。大ブレイクも目前かもしれない。
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