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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅義偉総理、第二の森友問題が勃発か?
週刊誌スクープ大賞

菅義偉総理のタニマチ”公有地格安払い下げ”疑惑で第二の森友問題が勃発か?

スが政権の背後にいる竹中平蔵

 その菅義偉の話題を2つ。

 FLASHが、加計学園問題で、一時、安倍に“歯向かって”いたように見えた、愛媛県の中村時広知事が、西日本豪雨の直後、首相官邸で安倍に面会できたのは、菅がやったと報じている。

 なぜ中村知事にそれができたのか? 橋渡ししたのは、中村の最側近で松本市の梅岡伸一郎副市長だそうで、福岡の娘が、菅の三男と結婚しているからだという。

 FLASHは当時、安倍は困惑したそうだが、菅は「安倍はどうでもいい」と思っていたからではないかと推測するが、私にはそうは思えない。菅なりのしたたかな計算があったのだろう。

 サンデー毎日で、ジャーナリストの鈴木哲夫が、テレビの番組で、菅の最大のブレーンだといわれている竹中平蔵パソナ会長の語った言葉を紹介している。

 なるほど、竹中はそういう考えを菅に押し付けているのかと納得。

 デジタル化を推し進めようとする裏には、マイナンバーカードを広めたいという思惑があるのではないかという問いに、「改革に反対する人はみんな、そう言うんです。私が小泉内閣でやった時、小泉さんが最初に言ったのは『総論ではなく各論をやれ』と。各論をやっていく中で、総論は浮かび上がってくる。(中略)菅政権は各論をやる内閣」。

 竹中は、各論先行は戦術でもあるともいったそうだ。

「菅首相に申し上げたのはアーリー・スモール・サクセス。(中略)ハンセン病の裁判で政府が敗れ、厚生労働省は控訴すると言ってました。でも、小泉さんは『違う。敗北を認めろ。政府は患者の側に立て』と決断しましたよね。その時『あれ? この内閣は今までと違う』と期待が膨らんで。菅内閣はその時のようなものではなく、何をやるかは違いますが、例えば、携帯の値下げは分かりやすいスモール・サクセス。各論が前面に出ているのは、そういう意味もあるんじゃないでしょうか」

 なるほど。国民に拍手を持って受け入れられることを全面に出しながら、裏では、国民の自由や権利を縛る悪辣なことを考えろということだな。

 学術会議の任命拒否は、携帯値下げも不妊治療の保険適用もできないうちに、裏を早く出し過ぎたため、立ち往生しているのだろう。

 文春は連続して「Go To」トラベルの杜撰さを告発しているが、今回は、これで行ける伊豆の旅館が、「タッチコンパニオンプラン」「OLセクハラごっこ」などと謳っているし、熱海の有名旅館は、「シースルーコンパニオンプラン」という透け透けの下着姿を売りにするところも入っているように、どういう基準で指定したのかが問われる旅館、ホテルが多くあると報じている。

 JTBのエライさんや政治家たち御用達の旅館やホテルではないのかと、疑いたくなる。

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