菅義偉総理のタニマチ”公有地格安払い下げ”疑惑で第二の森友問題が勃発か?
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日本維新の会の敗北
それに投票率も前回より低い。公明の組織票が有利に働くのではないか。
開票が始まった。5000票から1万票ぐらいの差で、賛成票が上回っている状態が続いていた。
今回は、賛成が1万票ぐらいの差をつけて勝つのではないか。他の番組にチャンネルを変えようと思っていたところ、NHKが速報を流した。
最終的に反対票が賛成票を上回るというのである。だが開票率78%でも、賛成票が上回っている。どちらにしても僅差の勝負になるのに、なぜ、反対派勝利と決め打ちできたのだろう。
松井や吉村が会見を始めても、賛成反対は拮抗していた。
朝日新聞は、午後10時40分過ぎ、自社集計で開票率99%の時点で反対が賛成を上回り、論理的に逆転できないと判断できたので、「反対多数」と速報したという。
NHKと朝日のどちらが早かったのかわからないが、速報を見ている視聴者には、すぐに理解できないタイミングだったことは間違いない。
それまでは終始、賛成が反対を上回っていたのだから、もし、間違ったら大変だろうな、そう思いながら最後まで見ていた。
だが、このように、大阪市民を分断するような住民投票を、コロナ禍の今なぜやらなければいけなかったのだろう。
緊急を要する案件だとはとても思えない。コロナ対策にいくらでも税金が必要なこの時期に、自分たちの勝手な政策を押し付け、税金を使うことなど許されるはずはない。
それだけでも、松井、吉村は責任を取り辞任すべきだ。
住民のインタビューで、多くが「どう変わるのかがわからない」と話していた。十分では足りない。100%の住民がわかるように説明を尽くす。何十年かかってもやるべきだった。
前回は橋下徹の人気があるうちにやろう。今回は吉村知事の人気があるからというのでは、拙速といわれても致し方なかろう。
私が、東京都構想に住民が反対した理由で納得できたのは、大阪市を無くしたくなかったというものであった。
愛着のある町の名が変わることに抵抗を示すのは、当然だと思う。東京は都と区に別れているが、いいところもあれば悪いところもある。
日本維新の会は住民の声をもっと聴くべきだった。これで維新の会の勢いも削がれ、分裂していくのではないか。
維新の会に期待を寄せていた菅首相には、手痛い敗北になった。
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