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週刊誌スクープ大賞

菅義偉総理のタニマチ”公有地格安払い下げ”疑惑で第二の森友問題が勃発か?

井上防衛、GI8勝そして大阪都構想の長い1日

 さて、東京・千代田区長の石川雅巳の「職権乱用」疑惑は、議会に百条委員会が設置され、追及されることになった。

 1億2000万円もするタワマンを、三井不動産レジデンシャルから「事業協力者住戸」として購入したというもので、三井側は認めているのに、本人は知らなかったといい張っている。

 醜い限りだが、亭主が恥を知らないと女房にまで“感染”するのではないかと新潮が報じている。百条委員会へ出席を求めると、手書きのFAXや封書で、「悪質な嫌がらせ」「善悪の判断もできない」「知的レベルを疑う」などという、「脅迫ともとれる文言まで見られる」(区政関係者)ものを送ってきたそうだ。

 石川の任期は来年1月まで。このままでは退職金約2400万円を懐に入れ、あわよくば次期選挙にも出るかもしれないといわれているようだ。だが、千代田区民は賢明なはずだから、そんなことは許さないだろう。

 ところで、昨日(11月1日)は朝から忙しかった。

 WOWOWで10時半から井上尚弥の防衛戦をハリウッドからの生中継で見た。少しは面白くなるかと期待したが、戦前の予想通り井上の完勝で、つまらない試合だった。

 次は競馬。天皇賞秋、アーモンドアイの芝でのGI8勝目がかかる大一番。予想はアーモンドだったが、休み前の走りが以前のアーモンドではなかったので、一抹の不安があった。

 テレビでだが、パドックでの歩様、毛艶もよく、なにしろ落ち着きがあるのがいい。

 出遅れも心配だったが、スタートはよすぎたぐらい。すぐに4~5番手ぐらいに付け、逃げるダノンプレミアムを見ながらゆったりとした走り。

 直線の坂を馬なりで駆け上がり、ルメールの手綱がゴーサインを出すと、あっという間にダノンを抜き去る。

 完勝だと思った。だが、ルメールが話していたように、早く先頭に立ったため、アーモンドの闘争心が薄らいだように見えた。

 そこに3歳牝馬のクロノジェネシスと天皇賞春秋制覇を狙う実力馬のフィエールマンが疾風の如く襲い掛かる。

 脚色は後ろの2頭のほうがいい。アーモンドが喘いでいるように見えた。何とか2分の1馬身しのぎ切り、ゴールを駆け抜けた。

 涙が出た。ルメールも馬の背中で泣いていた。

 冷静なルメールが、勝利騎手インタビューでも声が詰まった。

 彼は「アーモンドとのラブストーリーだ」といった。毎回勝たなければいけない宿命を負った馬を御す重圧に、思わず絶句したのだろう。

 コロナという未曽有の災禍の中、これから何十年も語り継がれるであろう「快挙」が、3週連続して起こったのである。

 秋華賞は無敗の牝馬・デアリングタクトが三冠を達成した。菊花賞では無敗で、しかもデイープインパクトの仔が、父親に続いて無敗の三冠を達成した。

 そしてアーモンドアイが史上初めて、芝のGI8勝という偉業を成し遂げたのである。

 私は半世紀、競馬をやってきたが、これほどの感動を覚えたことはかつてない。

 コロナ禍、無観客、そんな中で繰り広げられた名馬たちの快挙は、競馬ファンだけではなく、日本人に夢と希望を与えてくれた。

 スポニチは「アーモンド愛」と書いた。ここで負ければ、これまでの勝利が泡と消えるとはいわないが、アーモンドの名に傷がついたかもしれない。

 だが、彼女は死に物狂いで2000メートルを走りぬき、われわれに愛をくれたのだ。競馬をやってきてよかった。心底そう思える日であった。

 そして夜。日本維新の会が固執する「大阪都構想」の住民投票が開票されるのをNHKで見ていた。

 前回は1万票差ぐらいの僅差で、反対が賛成を上回った。それなのにまた住民投票をやる松井や吉村の考えが理解できないが、今回は公明党も賛成に回るというのだから、賛成がやや上回るのではないかと思って見ていた。

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