視聴者も共感せず…伊藤健太郎逮捕でEXIT・兼近の逆張りメディア批判が的外れだった理由
#ワイドナショー #EXIT #兼近大樹 #伊藤健太郎
タレント側がそうした印象を持つのはわかるが……。
11月1日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、EXIT・兼近大樹が出演。10月29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎容疑者についてコメントした。
「兼近は伊藤の行動を『ダメなこと』としたうえで、逮捕後、彼の悪評が各所で噴出したことについて、『叩く風潮がはやっている。この事件があってから急に、『実は調子乗ってた』とか(記事が)出始めて。いや、だったら(先に)言っておけよって思いました。後出し感がエグイ』とコメント。兼近は11日に公開される伊藤の主演映画『十二単衣を着た悪魔』で共演しているが、『僕は一緒に共演した時はそんなことなかったですし、誰かにそんなことがあったのかもしれないけど、この状況は許せナイチンゲールって感じですかね。僕はそんなこと感じなかった』と独特な兼近ワードで擁護していました」(テレビ誌ライター)
この発言にネット上では、「一見好感度が高いように見えて実は嫌われている人間は、何かあったときここぞとばかりに噴出するもの」「やっぱり普段の態度って大事だよ」などといった感想が書き込まれ、兼近に共感した人は少なかったようだ。
ある出版社幹部はこう語る。
「そもそも、報道するにあたっては世間にそれを知らしめるに足る公共性・公益性が必要。何もないのに“有名人の裏の顔”だと言い張っても大義名分としては弱く、ただの悪口だと受け取られてしまう。しかし、ひき逃げをした伊藤容疑者のように“事件”を起こした人物の『人となり』を報じることは、公共性・公益性がありますから、そこで悪評が聞こえてくれば、大手メディアでも取り上げるのは当然。それでも、ピエール瀧とかチュートリアル・徳井義実が不祥事を起こした際には、それほど“エグい話”は出てこなかった。逆にアンジャッシュ・渡部建や伊勢谷友介などは後から悪評が噴出しましたが、それは自業自得ですよ」
周囲から伊藤容疑者への擁護の声がほとんど聞かれないのも、日頃の行いゆえかもしれない。
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