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17才のモデル世良マリカがトランプ推しの『サンジャポ』に冷静ツッコミ おっさんらたじたじ

17才のモデル世良マリカがトランプ推しの『サンジャポ』に冷静ツッコミ おっさんらたじたじの画像1
プラチナムプロダクション公式ページより

 11月最初の「サンデージャポン」(TBS)は、俳優の鈴木福くん(16歳)と「ミス・ワールド2019日本代表」の世良マリカちゃん(17歳)の“W現役高校生がニュース解説”に挑戦したのだが……。

 話題は3日に投票日が迫ったアメリカ大統領選挙。

「トランプ逆転勝利の理由」と題して始まるものの、陰謀論のQアノン信者が登場し、自称「さらに上を行く元Qアノン」という謎の女性までもが出て来てトランプ勝利を予言したりと、相変わらずのおちょくり路線。

すると、さすがにデイヴ・スペクターが「トランプは大統領に向いてる人ではないわけです。Qアノンもそうですけど、宇宙人信じるか信じないかみたいなレベルの話になってますから、本当に再選したら恥を知りなさいということです」とコメント。

 それを受けた田中裕二が「日本の若者も注目してる感じある?」と、さっそくW現役高校生、まずは福くんに振ると、「こんな風に毎日のようにニュースで見ているので勝手に入ってくるので、ちょっと気にします」と、平均的高校生はこんな感じなのかな? な、無難なコメント。

 次に田中が「マリカちゃん、ぶっちゃけどっちが勝つと思います?」と軽いノリで振ると、マリカちゃんの答えにスタジオ騒然。

「前回も私はギリギリまで、ヒラリーさんになるんじゃないかな、と思ってての結果だったので、今回もどうなるかわからないです」

 この答えに田中も太田光も慌てた。

「前回って13歳ぐらい? それでヒラリー?」と、田中。

 そして太田が「福、おまえ、ぜんぜん違うだろう?」と言い、周りはドッと沸く。でも、太田さん、マリカちゃんと比べてのそういう落とし方って、イジメっぽくない? 

 そんなザワついた状況でも、マリカちゃんは続けて意見を述べる。

「個人的にはバイデンさんになってほしいなぁと思っています。トランプさんは人に対しても国に対しても中傷が過ぎて、これ以上、人種や文化の溝を拡げてほしくないなと思います」

 これに鈴木紗理奈は「しっかりしてるね」とか感想言ってるけど、いやいや、それぐらいあなたも言わなきゃってことで。たのむわ。

 世良マリカちゃん、キリッとして周囲に流されずにコメントをする17才。サンジャポ新レギュラーに決定か? 

 しかし、マリカちゃんをなめまわすように撮るカメラ、あんた、下品な大人だね。

和田靜香(ライター)

1965年生まれ。静岡県出身。主に音楽と相撲のライターで貧困問題やフェミニズムにも関心が高い。著書に『スー女のみかた~相撲ってなんて面白い』(シンコーミュージック)、『音楽に恋をして♪評伝・湯川れい子』(朝日新聞出版)、『おでんの汁にウツを沈めて~44歳恐る恐るコンビニ店員デビュー』(幻冬舎文庫)などがある。

わだしずか

最終更新:2020/11/01 15:30
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