二郎インスパイア~伝説のすた丼屋コラボまで! ニンニク尽くしの”スタミナ系”カップ麺3選【10月カップ麺新商品】
#カップ麺 #二郎 #アリランラーメン #竹岡式ラーメン #カップ麺一行3昧
10月も多くのカップ麺が発売されましたが、ニンニクたっぷりのスタミナ系のカップ麺が多く発売されていました。クマのように冬ごもりの準備期間で、体力をつけようということかもしれません。
ニンニクの入ったラーメンといえば二郎系のラーメンが真っ先に思い浮かびますが、もちろんカップ麺でも多種多様な商品が発売されています。今回は、10月に発売されたカップ麺のうち二郎インスパイア~変わり種まで、ニンニクたっぷりのスタミナ系カップ麺3品をご紹介していきます!
マルちゃんクオリティの二郎インスパイア!
「正麺カップ がっつり系ニンニク豚塩味」
まずは、東洋水産から2020年10月5日に発売された「正麺カップ がっつり系ニンニク豚塩味」270円(税別)。正麺カップの特徴である金色のパッケージに、黄と黒で書かれた文字は“二郎インスパイア系”の証。工事中やスズメバチの配色と並ぶ、圧倒的なデンジャーカラー!
二郎といえば豚骨醤油味が王道ですが、最近は豚骨、塩、味噌、さらには汁なしのまぜそばなどを供する二郎インスパイア店も多く、この商品も「ニンニク豚塩味」で、豚骨醤油ではなく塩味です。
豚骨ベースの塩味で、いつもの二郎系に比べて明るい色のスープとなっています。濃口醤油ではなく薄口醤油を使うことで、いつもの醤油の香りは鳴りを潜め、ニンニクや背脂を立てて脇役に回っている印象でした。塩気は二郎系としてはやさしめ。
そして、細かい粒状のニンニクが入っています。二郎系のカップ麺はニンニクが主役を張るものが多く、中には食べる者の味覚を破壊するほど強烈なものもありますが、この商品のニンニクは、キレはあってもそこまでは強くありません。
スープ表面に背脂加工品や豚脂がびっしり浮いており、スープの主役になっています。醤油の香りを抑えた効果により、豚脂のこってりした風味がより強く感じられ、コク深い味に仕上げられていました。数ある二郎インスパイアの中で、豚脂のまったり感に特化しているというオリジナリティのあるスープでした。
麺はいつもの「正麺カップ」シリーズ共通の、表面のつるみと弾力の強さが特徴のノンフライ麺。リアル二郎の幅広麺とは異なっていますが、こってり濃厚スープとの相性は抜群です。
難点は、定価270円の高額設定でありながら、二郎の大きな特徴である大量のキャベツともやしの再現はできていないこと。少量のキャベツは入っていましたが、もやしはまったく入っていないのが「もう一歩」と言ったところでした。
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