ナイナイ岡村隆史の結婚に芸人たちは興味なし？　横のつながりが希薄なエリート芸人が直面する将来への不安

　30代女性との結婚を発表したナインティナインの岡村隆史。人気芸人の幸せな報告に祝福ムードが漂っているが、芸人の間では必ずしもそうではないという。

「正直、あんまり話題になっていませんね」

　そう話すのは、吉本芸人と近いお笑い業界関係者だ。お笑い界も、岡村結婚というビッグニュースで持ちきりかと思いきや、実際にはその逆だというのだ。

「たしかに、ナイナイさんとプライベートの付き合いがある芸人さんであったりとか、普段からよく仕事をしている関係者であれば、話題にしていると思うんですが、そういった関係者はほんの一握り。ほとんどの芸人も関係者も、ナイナイさんとのカラミはあまりないですからね。裏話を知らないどころか、興味もない人のほうが多いのではないでしょうか」（同）

　デビュー以来、常に第一線で活躍してきたナインティナイン。ここまでエリートコースを歩んできた。

「若手時代から冠番組を持っていたため、ほかの番組へのゲスト出演はかなり少なかったんですね。つまり、同じスタッフや共演者とばかり仕事をしてきているんですよ。人気もあるし、テレビ局からの信頼も厚いのだけど、横のつながり、縦のつながりが希薄なのかもしれません。よく言えば孤高の存在だった。だから、メディアでは岡村さんの結婚に対する祝福の声が多いのに、一部を除いて芸人周りではあまり祝福の声がない。そういう環境で仕事をしてきたから仕方ないこととはいえ、なんとなくナイナイさんの今後が不安になってきてしまいます」（同）

　2018年3月に22年間続いた『めちゃ×2イケてるッ』（フジテレビ系）が終了し、その後ナイナイの仕事のペースは下がってきていると言われている。

「同じスタッフと長年仕事をしていると、番組が終わると同時に周囲に誰もいなくなってしまうということがあるわけです。ナイナイさんについても、似たような状況があるのでしょう。矢部さんの『やべっちFC』（テレビ朝日系）も終わって、さらに仕事量は減少しているはず。このままではフェードアウトしかねないです。ナイナイも今後は、もっといろんなスタッフやタレントと交流を深めていく必要があるでしょうね」（同）

　幸せなニュースの一方で、未来に対する不安も浮上しているナイナイ。いまこそ、初心を取り戻す機会なのかもしれない。